自動車税の10%重課

サイドブレーキ

15年間、酷使してボロボロ

 自動車メーカーは、各社とも「エコカー減税」と「エコカー購入補助金」を消費者の誘い水にしている。

 エコカー減税は、排出ガスとガソリン消費量に優れた環境負荷の小さい自動車に対し、その性能に応じて、自動車取得税と自動車重量税を軽減するものだ。減税は3種。ハイブリッドなどのエコカーは免税(減税100%)、そのほか排出ガスの低減レベルで75%、もしくは50%が軽減される。

 エコカー購入補助金は、初年度登録から13年を経過した車を廃車にして、一定の燃費基準を達成した車を買い替え時に適用されるもので、25万円(軽自動車は12万5000円、重量車は40万円)が補助される。俺の車の初年度登録は1995年。例えば、1200CCクラス、エコカー減税50%で100万円の車を購入した場合は、補助金25万円+減税4万0700円で約30万円が優遇される。

 実際にエコカーを買った場合は、車検が3年後(現在の車は半年後)になり、当分は部品交換も必要ない。燃費も良くなるので、ランニングコストは大幅に減る。

 逆に古い車を乗り続けると、自動車税は重課される。俺の場合、これまで4万5000円だった自動車税は10%重課され、4万9500円にアップした。

 ともかく、エコカーに乗らなければ、余計な金が掛かるということだ。

 だが、エコカーを買うことが環境に優しいという"定説"には異論がある。

 自動車リサイクル法に基づく指定3品(シュレッダーダストとエアバッグの再資源化、フロン類破壊の義務付け)のリサイクル率は約80%。20%は埋め立て処分されているが、いずれの最終処分場も残余年数は限られており、車の廃棄は好ましくない。

 古い車といえど、無駄な廃棄物は発生させず、新車を製造するためのエネルギーや資材も無用だ。

 エコカーを購入しても、かっ飛ばしたり、無駄なアイドリングを続けたり、近距離でも歩かずに乗れば、十分な効果は期待できない。何より、古い物を大切に使い続けるということが欠けている。

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