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    <title>東 直哉の男塾</title>
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    <title>現監督就任後、カウンター攻撃一辺倒をやめたパラグアイ　</title>
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    <published>2010-06-27T10:52:24Z</published>
    <updated>2010-06-28T00:56:21Z</updated>

    <summary>　日本代表は２９日の決勝トーナメント１回戦でパラグアイ（ＦＩＦＡランキング３１位...</summary>
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        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">日本代表は２９日の決勝トーナメント１回戦でパラグアイ（ＦＩＦＡランキング３１位）と激突する。どちらも勝てば初の８強進出だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　日本代表のこれまでの戦いぶりからすれば、「パラグアイには勝てる」と期待する向きは多いだろう。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ワールドカップ開幕後、両チームの試合日程やスタジアムの条件は、ほぼ互角だった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　日本（グループＥ２位　２勝１敗）</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　①６月１４日　カメルーン戦　ブルームフォンテーン（標高１４００メートル）<br />　②６月１９日　オランダ戦　ダーバン（標高０メートル）<br />　③６月２５日　デンマーク戦ルステンブルグ（標高１５００メートル）</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　パラグアイ（グループＦ１位　１勝２分け）</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　①６月１５日　イタリア戦　ケープタウン（標高０メートル）<br />　②６月２０日　スロバキア戦　ブルームフォンテーン（標高１４００メートル）<br />　③６月２４日　ニュージーランド戦　ボロクワネ（標高１３１０メートル）</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　どちらも、グループリーグでは、高地→低地→高地と短期間での移動を強いられた。グループリーグ最終戦から決勝トーナメント１回戦までは、日本が中３日、パラグアイは１日長い中４日となる。疲労の回復面ではパラグアイが有利だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　しかし、パラグアイは、決勝トーナメント進出を決めたニュージーランド戦で苦戦、決定機が訪れた試合終盤でもゴールを奪えず、０－０の引き分けに終わった。日本と同じく引き分けでも、リーグ突破が決まる状況で敢えて無理はしなかった。　</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　パラグアイは４大会連続、８回目の出場。国民的な人気を博す代表ＦＷ・カバニャスは今年１月、メキシコで頭部を狙撃された。カバニャスはウルグアイ「エル・パイス紙」が選出する２００９年の南米ベストイレブンにパラグアイ代表でただ１人選出された点取り屋。命は助かったものの、銃弾は摘出困難な箇所に残っているという。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　サッカーのスタイルは、隣接するブラジルとアルゼンチンの影響を受けてきたが、両国ほど攻撃的といえない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　これまでの得点源は、縦パス一本のすばやいカウンターが主体だった。ところが元アルゼンチン代表のマルティーノ氏が監督に就いた０７年２月以降は、カウンターに加えて中盤から組織的なパスで相手を切り崩す、ボゼッションも身に付けた。攻撃はポストプレーが得意なサンタクルスと縦への突破力に優れたバルデスらが中心。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　最大の武器は南米予選の１８試合を１６失点（２位タイ）で切り抜けた堅守。ブラジルに１勝１敗、アルゼンチンには１勝１分けと互角以上の戦いをした。最終ラインのセンターバックは、敵のロングボールやクロスを跳ね返すだけでなく、ボール奪取力にも優れる。ＧＫのビジャールは小柄だが、安定感があり、日本が中央突破でゴールを決めるのは容易でない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　だが、日本の目標はベスト４。決勝トーナメント進出を決めても、気持ちを緩ませている選手はいないはずだ。パラグアイに１対１の場面をつくらせず、これまでのように数的優位な状況を保つことができれば、グループリーグで自信をつけた日本の勝機は十分あるだろう。</font></p>]]>
        
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    <title>本田△</title>
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    <published>2010-06-16T05:41:33Z</published>
    <updated>2010-06-23T09:27:20Z</updated>

    <summary>　周知のように日本代表は、グループリーグＥ組の初戦でカメルーンを下した。前半３９...</summary>
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        <![CDATA[　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">周知のように日本代表は、グループリーグＥ組の初戦でカメルーンを下した。前半３９分の得点は、松井大輔のクロスに飛び込んだ大久保嘉人を囮に、本田圭佑が左足で決めたものだ。</font>]]>
        <![CDATA[<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ＣＳＫＡモスクワに所属するこのレフティーは、ネット上などで「本田△」と賞賛されている。「本田さん、カッコイイ」が「本田さん、かっけー」となって、「本田、さんかくけい」を表す「本田△」となったものだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　本田は有言実行の異端児とされている。だが、異端は金髪のヘアスタイルぐらい。海外の強豪クラブでは本田のように自己主張しなければ、パスを出してもらうことすらままならない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　昨今、日本ではサッカー選手のスポーツマンシップが重んじられている。これはこれで大切なことだが、ともすれば、「牙の折れた」選手ばかりになりかねない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　現在でも一部のスタジアムでは、ボールを持った黒人選手に対し、観客が猿の鳴き声を浴びせる人種差別行為が続いている。そうした中でも、果敢にゴールを狙う図太さを備えていなければ、勝つことはおろか、試合に出ることはできない。日本代表は、そうした選手とも闘うことを前提に「ベスト４」を目指している。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　日本代表を他国の強豪チームと比較する場合、たびたび身体能力の差が指摘される。しかし、フィジカルで劣る日本代表には、危険なシーンで数的優位の状況をつくるなど、組織力はすでに一定水準に達している。実際、個人技に依存するカメルーンには組織力が欠けていた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　日本のＦＩＦＡランキングは４５位だが、技術面だけならば、少なくとも３０位以内に入るはずだ。まだ足りないのは、身勝手さ、強引さ、泥臭さでだろう。日本人選手の多くが、本田△のように、野蛮であるかのように振る舞い、大言壮語を吐くパーソナリティーを備えれば、世界との距離はまだ縮まるだろう。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　カメルーン戦後、インタビューを受けた本田△は冷静だった。本田の本意とはかけ離れていたであろう質問を繰り返したインタビュアーは、ピッチで本田に抜かれ、置き去りにされたかのようだった。この時、本田があからさまな不快感を示さなかったことも、インタビュアーのありきたりな質問を際立たせる結果となった。その一部を再現する。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>本田</strong>　ホイッスルが鳴ったときは、うれしさがこみ上げてきましたし、まぁ、ただね、これで予選を突破できるわけではないんで、まぁ、やはり、そこはどうしても喜びきれないところかなという感じはしますけどね。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　－－ただ、大きな一歩前進したことに間違いないわけですよね。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>本田</strong>　うぅ～そうなんですかね・・・まぁ、このアウェーで１勝することの難しさというのは、確かに常々感じていましたんで、そしてこの大舞台でそれを実践することができて、結果を出すことができて本当に良かったなと思ってますけど。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　－－ここのところのゲームでなかなか得点が取れないというゲームがちょっと続いてましたけれども、そういうプレッシャーみたいなものはこのゲームに臨むにあたって、本田さんご自身はどうだったんでしょうか。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>本田</strong>　（くふ～ぅというような苦笑いのあと）それは、もちろんね、プレッシャーというのは常々感じてますけれども、でも、やはり結局、取れるときはとれるし、取れないときは取れないんでね。まぁ、いい準備をしたと、その結果、神様がご褒美を与えてくれたんじゃないか、まぁ、この何試合かは確かにつらい時期もありましたし、そういった雑音もね聞こえてきたことも、もちろんありましたし、まぁ、でも自分のやるべきことをひとつひとつやっていって、この日のために準備してきたというのありますんで、それはできて良かったなというふうには思っています。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　－－どうですか、今日も本当にたくさんのサポーターが日本から来てましたけど、その期待に応えられたって思いも強いんじゃないですか。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>本田</strong>　まぁ、どちらにしても、今日の勝利っていうのは、次への第一歩にすぎないんでね。どちらにしてもあと２試合で勝ち点を積み重ねないと、このままじゃあ多分、このままじゃあ確実に（決勝トーナメントに）行けないんでね。やはりチームとして、まぁ、雰囲気は良くなると思うんで、もう少し精度を上げていってね、今日の試合でも課題っていうのはいくつも出たんで、常にこの大会を通してチームが成長していけば、不可能なんでない。やはり、そういうふうに思ってますね。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　－－得るものも相当大きかったと思うんですが、チーム全体として、あるいは本田さん自身として、今日のゲームではどんな収穫があったというふうに捉えてらっしゃいますか。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>本田</strong>　もちろん、勝利のみです。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　－－（つまらない質問をしたと思ったのかため息ふうに）あ～っ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>本田</strong>　勝ち点３がすべてを物語っていると思います。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ワールドカップの出場チームが３２チームとなった１９９８年のフランス大会以降、初戦で勝利したチームの８６％が決勝トーナメントに進出したと報じられた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　おそらく、本田△は、こうした確率論に見向きもしないだろう。　<br /></font></p>]]>
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    <title>菅内閣支持率６０％の「異常」</title>
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    <published>2010-06-14T10:31:53Z</published>
    <updated>2010-06-14T10:34:28Z</updated>

    <summary>　鳩山政権末期に２０％前後まで落ち込んだ支持率は、菅内閣で６０％超に跳ね上がった...</summary>
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        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">鳩山政権末期に２０％前後まで落ち込んだ支持率は、菅内閣で６０％超に跳ね上がった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　菅氏は、鳩山内閣の副総理だった人物。最後は多くの人々から総スカンを食った鳩山内閣のナンバー２だ。</font></p>]]>
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">にもかかわらず、菅内閣「Ｖ字回復」と言われるまで、高い支持率を得た。新政権の船出としては好ましいが、これ自体は異常なことでないか。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　鳩山政権では、「子ども手当」や「高速道路無料化」「普天間基地移設問題」などに関し、担当閣僚や関係閣僚がそれぞれ異なる意見を臆面もなく口にした。鳩山退陣の引き金となった普天間基地移設問題で、自論を展開、首相の足を引っ張った外相、防衛相、国土交通相らは菅内閣で留任した。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　片や副総理だった菅氏が鳩山内閣の政策に言及する場面はほとんど見られず、それゆえ、矢面に立つこともなかった。副総理時代に口を閉ざし続けたさまは、来るべき首相の椅子を待って雌伏の時を過ごしているかのようだった。３閣僚を政策決定に混乱をきたした「戦犯」とすれば、菅氏は政策決定に関わることのなかった副首相であり、影響力をほとんど発揮できなかったことにほかならない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　菅首相は、主要ポストの官房長官に仙石由人氏を起用した。小沢一郎氏が辞任した民主党の後任幹事長にも枝野幸男氏を充て、「脱小沢」を鮮明にしたかに映る。菅氏が「ノーサイドを宣言したい」と、代表戦を戦った樽床伸二氏を国会運営を取り仕切る国対委員長に起用したことも、"敵に塩を送る"かのような美談である。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　だが、樽床氏は"敵側"の人物であり、気心の知れた人材を国対委員長に据えなかったことは、「脱小沢」が怪しいことを意味する。「鳩山降ろし」の震源だった参議院も、輿石東参院議員会長らが留任した。参院選を直前に控え、幹部を代えることは常識外だが、「首相の首を取る」ことのできる実力者が残ったとも言える。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　菅内閣の高い支持率は「鳩山、小沢辞任」あってのことだろう。だとすれば、「看板の掛け替え」は、国民があたかも真の改革と同義に評価するまで"昇華"した不測の事態と言えまいか。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>背骨が奏でた異音</title>
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    <published>2010-05-25T08:56:20Z</published>
    <updated>2010-05-25T09:03:58Z</updated>

    <summary> ベッドネームの撮影に失敗...</summary>
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        <![CDATA[<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/05/500-入院-8713.html','popup','width=500,height=308,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/05/500-入院-8713.html"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="３月２８日に入院" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/05/500-入院-thumb-250x154-8713.jpg" width="250" height="154" /></a></span>
<p align="center">ベッドネームの撮影に失敗</p>]]>
        <![CDATA[<p>　</p>
<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">「ゴリゴリゴリィ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　すり鉢に入った硬い物体をすりこぎで潰したかのような音が背中から聞こえた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　その２日後、異音の正体が判明した。ＭＲＩによる画像を診断した整形外科医によれば、第３腰椎（背骨）の圧迫骨折。背骨が砕けていた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　発端は３月２７日土曜日の午後２時に開かれた結婚式の披露宴。ここで約８０キロの新郎を肩車した際、俺の背骨が「ゴリゴリゴリィ」と奏でた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　それでも、披露宴では何とか痛みを我慢できた。幸か不幸か、披露宴の最中、ロックで飲んだウイスキーが、麻酔のように効いて、激痛からトリップできたわけだ。続いて２次会に出席。酒を補給すれば少しは痛みが遠のくという、鎮痛効果に合点、危険水域にあることを認識しつつ、飲み続けたことが愚かだった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　２次会を終え、午後９時、地下鉄に乗車。ここで携帯電話のメール受信に気付いた。読んでみると、「ゴルァァ　電話一本よこさないでなにやっとんじゃああ～」と娘がご立腹。これまで俺は、酔った挙句の骨折や顔面擦り切れ、まぶたがパックリなど、飲酒による負傷が後を絶たない。帰宅が遅いと、「何かしでかしたのか」と危惧される。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　帰宅後、布団に入ったが、午前２時、激痛で目が覚めた。酒が抜け、"麻酔"が切れたためだ。立つことができず、俺の事態を重く見たカミさんが「救急車呼ぶ？」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　自ら救急車を呼ぶには抵抗があったものの、カミさんの提案には「何て素晴らしいアイデアだ」と同意した。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　初めて乗る救急車は、振動がひどかった。うめき声が車内に轟いた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　２０分ほど耐え、ストレッチャーに乗せられたまま夜間当番病院に到着。自家用車やタクシーには、到底、乗れなかっただろう。救急隊員に感謝の意を表すも、何とか発した言葉は「あり・・・がとう・・・ございま・・・しゅ」。礼を欠いてしまった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　治療室に入ると、看護士からはしきりに「足に痺れはありませんか」と尋ねられた。質問の意味を理解できないまま、痛み止めの座薬を挿された。腰にコルセットを巻かれ、看護士に連れられて病室に入ったのは日曜日の午前３時。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「静かにしてくださいね。患者さんはみんな寝てますから。歩いてトイレに行くのは、とても無理なので尿瓶を置いておきます」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「ガ～ン」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「静かにしてくださいってば」。看護士は口に人差し指を当てて、おかんむり。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　５時間ほどで目が覚めた。ベッドの手すりにつかまらなければ、起きることもできない。病院のベッドはすばらしいと思ったが、病室での携帯電話は使用禁止だった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　歩行器を借りてみると、何とか、歩くことができたので、便所に直行。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　道中、廊下ですれ違う看護士からは「あ～ら、歩けるんだ」「寝てたから分からなかったけど、東さんは背が高いのね」など、病状とは裏腹の軽妙な御挨拶。「外科病棟の看護士は明るいな」と、以前から抱いていた仮説に納得したのも、束の間、ロビーに行って電話を懸けるのが大変なことに気付いた。入院したまま何度も電話を掛けに病室を出れば、病状は悪化する。退院すいるしかない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　医師に退院の希望を告げると、「明日、ＭＲＩを撮ります。それからの判断です」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　月曜日、トンネル型ＭＲＩに仰向けに入って診断。技師は「３０分程度我慢してください」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　仰向けのままでは耐えることができず、「ウェペペペェ～」と悲鳴を上げ、背中だけ浮かした。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「ああ、体が動いてますね。画像が撮れません。もう一度、やり直しです。頑張ってください」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　再度、トンネルに入り、背中を浮かさず仰向けで我慢。気が付いた時は、画像診断が終わっていた。どうやら人生初の失神。痛みを感じることなく、３０分が無事経過したことに安堵した。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　診断結果は前述のように圧迫骨折。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「先生、このまま入院していれば、仕事ができないし、電話を掛けるのも大変です。退院させてください」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「通常、２カ月は入院しなければなりません。まだ相当痛いはずです。痛みは２カ月ぐらいは取れません。立てないでしょ。（歩行器なしで）歩けないでしょ。転んだり、尻餅をついたりすると、また折れる可能性があります」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「しかし、治療方法はコルセットをして、痛み止めを飲んで安静にするだけですよね。自宅にいた方が、電話も掛けられるので安静にできると思います。どうか、わがままを聞いてくださいまし」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「いやいや、入院していた方がいいですよ。しかし、強制はできません。くれぐれも転ばないようにしてください。家の布団でただゴロゴロしているだけですよ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　有り難いことに２日間で退院を許可された。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　帰宅後は、当然ながら寝たきり。食事も起きては食べられない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　悪いことにけがを知った友人から連続の電話。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「ヤリすぎて背骨が折れたんだって」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「のぞきをして屋根から落ちてけがしたってホントか」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「背骨折れたのか。やるなぁ。ファッファッファ」等々。爆笑させられて、激痛が走った。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　骨折から４週間後、休んでいた会社に出社した。仕事帰りに乗る地下鉄では、振動が傷に響くが、痛みは何とか耐えられるまでに軽減した。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　多くの方に迷惑を掛けたことを自省すると同時に、今回の一件で病人、けが人に思いを馳せることができた。体の不自由な人は、小さな段差を乗り越えたり、椅子に座るだけでも、大変なことを改めて痛感した。地下鉄や電車では、一見、健常者に見えても、人工透析を終えて疲労困憊の人が座れずに我慢しているかもしれない。</font></p>]]>
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    <title>自動車税の１０％重課</title>
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    <published>2010-05-12T09:01:55Z</published>
    <updated>2010-05-22T04:14:09Z</updated>

    <summary> １５年間、酷使してボロボロ...</summary>
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        <![CDATA[<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/05/500-ギアボックス-8673.html','popup','width=500,height=636,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/05/500-ギアボックス-8673.html"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="サイドブレーキ" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/05/500-ギアボックス-thumb-200x254-8673.jpg" width="200" height="254" /></a></span></p>
<p align="center">１５年間、酷使してボロボロ</p>]]>
        <![CDATA[<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　自動車メーカーは、各社とも「エコカー減税」と「エコカー購入補助金」を消費者の誘い水にしている。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　エコカー減税は、排出ガスとガソリン消費量に優れた環境負荷の小さい自動車に対し、その性能に応じて、自動車取得税と自動車重量税を軽減するものだ。減税は３種。ハイブリッドなどのエコカーは免税（減税１００％）、そのほか排出ガスの低減レベルで７５％、もしくは５０％が軽減される。</font> </p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　エコカー購入補助金は、初年度登録から１３年を経過した車を廃車にして、一定の燃費基準を達成した車を買い替え時に適用されるもので、２５万円（軽自動車は１２万５０００円、重量車は４０万円）が補助される。俺の車の初年度登録は１９９５年。例えば、１２００ＣＣクラス、エコカー減税５０％で１００万円の車を購入した場合は、補助金２５万円＋減税４万０７００円で約３０万円が優遇される。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　実際にエコカーを買った場合は、車検が３年後（現在の車は半年後）になり、当分は部品交換も必要ない。燃費も良くなるので、ランニングコストは大幅に減る。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　逆に古い車を乗り続けると、自動車税は重課される。俺の場合、これまで４万５０００円だった自動車税は１０％重課され、４万９５００円にアップした。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ともかく、エコカーに乗らなければ、余計な金が掛かるということだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　だが、エコカーを買うことが環境に優しいという"定説"には異論がある。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　自動車リサイクル法に基づく指定３品（シュレッダーダストとエアバッグの再資源化、フロン類破壊の義務付け）のリサイクル率は約８０％。２０％は埋め立て処分されているが、いずれの最終処分場も残余年数は限られており、車の廃棄は好ましくない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　古い車といえど、無駄な廃棄物は発生させず、新車を製造するためのエネルギーや資材も無用だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　エコカーを購入しても、かっ飛ばしたり、無駄なアイドリングを続けたり、近距離でも歩かずに乗れば、十分な効果は期待できない。何より、古い物を大切に使い続けるということが欠けている。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>「使用前」「使用後」</title>
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    <published>2010-05-07T05:25:04Z</published>
    <updated>2010-05-07T05:28:56Z</updated>

    <summary>　柄にもなく、２月から自宅近くのスポーツクラブに通っている。...</summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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        <![CDATA[　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">柄にもなく、２月から自宅近くのスポーツクラブに通っている。</font>]]>
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">理由は以前、<a href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/2009/02/post-30.html">「鍼の筵」</a>で書いた首凝り解消のためだ。首凝りの原因は筋力の衰え。これを治そうと考えた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　スポーツクラブには、プール、ヨガやエアロビクスなどをするスタジオ、筋トレができるさまざまなマシーンが揃っている。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　最初にインストラクターから施設の説明を受け、スポーツクラブに入った動機を聞かれた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「目的はダイエットですか」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「いや、首が極度に凝っているので治そうと思って来ました」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「そうですか。何キロぐらい痩せたいんですか」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「（ハァ？）いや、痩せるためではなく、筋力アップが目的」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「筋トレは毎日連続だと体に良くありませんが、体脂肪率も下がります」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「（ハァ～ァ）あくまでも、首凝りの解消なんだけど」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　どうもインストラクターは、スポーツジムにやって来る人間はダイエットが目的との先入観を抱いているらしい。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　後日、別のインストラクターに筋トレマシーンの使用方法をレクチャーされた。この時も、インストラクターはご丁寧に「痩せますよ」とニッコリ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「そんなに痩せたい顔をしているのか」と、疑心暗鬼で我が面を鏡に写してみれば、頬の周辺の肉がプヨプヨではないか。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　筋トレを続けても、体重は一向に減らない。だが、肝心の首凝りは、ほとんど症状が消えた。スポーツクラブに通う理由がなくなったと思えてきた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　そうすると、周囲の面々は、それまでと違う表情に見えてきた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　スポーツクラブに通う人々は、総じて真剣そのもの。中には「何かに憑かれているのでは」という表情も珍しくない。ダイエット願望、侮るなかれ、恐るべし。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　かくいう俺も、別の意味でダイエットに魅せられつつある。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ダイエット器具を購入した人の「使用前」と「使用後」を比較するテレビ番組には、ついつい見入ってしまう。ウエスト７センチ減、ヒップ８センチ減などといった痩身ストーリーは、登場する人の歓喜と勇気に恐れ入る。たぷたぷの太鼓腹が、わずか４週間程度で引っ込み、フラットになる姿は壮観だ。気が付けば、最後までクギ付け。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　さらに「使用前」と「使用後」が、「実は逆」などと勘ぐると、興味は倍増する。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　スポーツジムに対する動機付けの低下とは裏腹に、ダイエット番組に対する妙な関心は高まるばかり。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>バレンタインデーの憔悴</title>
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    <published>2010-02-24T03:42:32Z</published>
    <updated>2010-02-25T00:59:52Z</updated>

    <summary>　２月１４日は、俺にとって、未体験の出来事がふたつ重なった。...</summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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        <![CDATA[　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">２月１４日は、俺にとって、未体験の出来事がふたつ重なった。</font>]]>
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">まず、この日の昼の酒席。ある団体の会長の誕生会に１０人が招かれた。この日、７４歳を迎えたが、気力、弁舌、好奇心とも多くの人間を凌駕している兵だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　事前にもらった電話で会長は「東君、（誕生日プレゼントは）何も持って来なくていいからね。できれば、１００円のでいいからチョコレートを持ってきてくれないかい」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　酒でも贈れるのならば気は楽なのだが、チョコレートである。電話を終えた途端に俺は動揺。生まれて此の方、バレンタインデーのチョコなど買ったことはない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　そういえば、俺の親父は、バレンタインデーにいつもチョコレートを買ってきて、母親に贈っていた。親父自体は結構な数のチョコレートを女人から貰っていたのだが、それとは別に自前で買っていたのだ。そんな親父を見てきただけに、人一倍、チョコの購入には抵抗があった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　当然、チョコはカミさんに買わせたのだが、決行日の数日前から酒席の面々に渡す場面を考えると赤面（愛を伝えるのは難しいわなぁ）。当日はタイミングを見計らって、何とか出席者にチョコを渡したが、野郎で用意していたのは俺だけだった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　それでも、実際に渡してみると、みんなが喜んでくれたことが幸いだった。とはいえ、心を沈静させて、ここで求愛行動を明らかにするまでには十日間を要したことも事実だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　自宅に帰って、ふたつ目。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　晩飯の時間にテレビを見ると、バンクーバーオリンピックでメダル獲得が期待された上村愛子の録画が放映されていた。周知のように、上村は惜しくもメダルに届かず４位。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　小学４年の娘・ひなたは、安藤美姫の大ファン。なぜか、アンチ浅田真央。世界６カ国を転戦する「グランプリシリーズ」の放映中も、居間の床を滑りながら「真央、転べ～」と絶叫を繰り返す始末。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ひなたにとって、安藤美姫と双璧をなすのが上村愛子だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「おい、ひなた。安藤美姫より、浅田真央の方が顔いいべ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「真央だめ。安藤美姫と上村愛子は、性格が良さそうなんだよ」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「ところで、上村愛子はモーグルで４位だったな」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「うん」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「上村のいまの実力からすれば４位は上出来じゃねえか。メダルを獲れる実力でなかったべ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong><font style="FONT-SIZE: 1.56em">「せぇ～なっ！。たかが、サラリーマンは黙っとけ！！」</font></strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ここで俺は絶句。しがないサラリーマンはナメクジのように萎れてしまったが、確かに、ひなたの言うとおりだな。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>検察→追跡→霧→リーク→苦戦</title>
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    <published>2010-01-26T19:30:00Z</published>
    <updated>2010-01-27T00:19:28Z</updated>

    <summary>　「ところで、最近騒がれてる検察のフリークって奴は何でげすか」（久方ぶりに塾生登...</summary>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/">
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em"><strong>「ところで、最近騒がれてる検察のフリークって奴は何でげすか」</strong>（久方ぶりに塾生登場）</font></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/01/フセイン-6836.html','popup','width=328,height=414,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/01/フセイン-6836.html"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="フセイン" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/01/フセイン-thumb-180x227-6836.jpg" width="180" height="227" /></a></span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/01/フセイン-6836.html','popup','width=328,height=414,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2010/01/フセイン-6836.html"></a></span></p>
<p align="center">イラク戦争終結直後のティクリートに残っていた「フセイン像」。<br />崩壊したイラクには、独裁者を裁く機関など存在しなかった</p>]]>
        <![CDATA[<p>　</p>
<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">「検察のフリーク？タトゥーやボディピアスをするような検察官のことか」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「するってぇ～と、恥ずかしくて穴があったら入りたいってことで下衆ね」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「おめぇ、難しい漢字使うな。まぁよっ、検察のリークを鵜呑みにして中身を検証もせずに記事を書くメディアは、恥ずかしいってことだろ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em"><strong>　「そう言われれば、そんな論調も一部にはありんしたね」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「だけどよ、検察批判の風潮も、おかしいぞ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「何ででっか」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「記者は取材をすることが仕事だろ。検察官に限らず、公務員に対する取材は、極論すれば、情報漏洩になるかならないかのギリギリの内容を引き出すことだ。そうしなければ、誰も知らないことなど記事にできない。秘密や話したらまずそうなことを聞き出すのが記者の役目だから、検察のリークに目くじらを立てること自体にさほどの意味はない」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「ってぇと？」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「問題は、記者が次もリークしてほしいってな下心で、聞いたことのウラも取らずに記事にした場合だ。そうなれば、取材対象者に『俺の言うことを何でも聞く、安全パイ』と軽く見られて利用されるだけだ。当然、誤報の危険もある」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「そんなもんでやんすかね」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「リークされた情報を垂れ流しにすれば、検察の広報誌に成り下がるだけだ。例えば、事件になる前の疑惑の段階や容疑者の逮捕後に捜査関係者から知らされた情報であっても、実際には公判で証拠として採用されなかったり、事実に反することは珍しくない。リークの是非よりも、検察がメディアにリークし、その記事によって、検察に有利な世論形勢をしなければならないほど、検察の捜査能力が低下していることが問題だ。検察のリークと同じで、形式犯なんで言葉も、多用されてるけどよ、『形式犯だから（収支報告書の）修正で済む』なんて言ってる民主党幹部は頭がおかしんでねえか」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「そうでげすねぇ」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「捜査関係者から漏れた情報を記事にした場合、公判でそれが間違いだと分かっても、国家権力の司法と、第四の権力といわれるメディアが関わっている以上、事実無根の内容や捜査手法の問題などが明らかになることは少ない。これも大きな問題だ。もともと、メディアは三大権力を監視することが役割だ。ところが、メディアの中には、三大権力に懐柔されてるような記事もあるな。論理立てて説明すれば、その構図は検察→追跡→霧→リーク→苦戦ってとこか。検察官を記者が夜討ち朝駆けで追跡取材。それでも当然、容疑者とは離せないし、今回はカネの出入りも複雑だから、真相は霧の中。そこでリークしてもらえれば、ぱあっと霧が晴れた気分になるわなあ。それはそれで維持自適には助かるけど、リーク批判も噴出するし、事件がどのような展開になるかも分からないから苦戦というわけだ。まぁ、この構図は無理矢理しりとりで繋げただけだけどな」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「ところで小沢幹事長の問題は、どうなるんでげすか」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「そんなことは知らん。だけど、民主党を応援したい連中は声高に検察批判をするし、反民主党の連中は逆に極端な小沢批判をしているように映るな。どちらも根本は好き嫌いで判断してる部分が相当あるんでねえか」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「するってぇと、検察は小沢憎しで捜査をしてるんでやんすか」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「それは違うだろう。最高権力者であろうとも、疑義があれば、捜査をするそれが法治国家だ。ただ、検察は体制が激変することを嫌うから、自民党も民主党も消滅して、万が一にも社民党や共産党が政権を取るようなことが危惧される場合は、政権与党を転覆させかねない事件には着手しないかもしれないな」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「確かに金正日のようなワルを放置している北朝鮮は、放置国家でげすね」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「あたぼうよ。疑惑があっても権力者に阿る検察だったらおしまいだ」<br /></font></p>]]>
    </content>
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    <title>御見逸れしやした。「んがく」でやんすね</title>
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    <published>2010-01-19T09:03:57Z</published>
    <updated>2010-01-19T09:12:51Z</updated>

    <summary>　世の中、恐ろしいほどの不況だな。高卒予定者の就職内定率は、気の毒なことに惨憺た...</summary>
    <author>
        <name>サイト管理者</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/">
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">世の中、恐ろしいほどの不況だな。高卒予定者の就職内定率は、気の毒なことに惨憺たる状況だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　もちろん、俺も不況。先日は、これまで未経験の３９８０円の革靴（ホントは合皮だよ～ん）を買ってしまった。それに加え、ガキ共からは不興を買っている。</font></p>]]>
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">発端は、今年中学生になる息子・三四郎に対する躾だった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「あぁ～<strong>ルー散</strong>（るーさん）めんどくさいな」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「母さん、俺の<strong>ウイブレ</strong>取ってくれ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「なあ、<strong>うんぶく</strong>、どこにある」等々。我が家では、奇妙な言語が飛び交うのだ。これには少々の解説を要するだろう。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「ルー散」とは、日課である愛犬・ルークの散歩の略称（短すぎるんでないかい）。「ウイブレ」はウインドブレーカー。そして、「うんぶく」は、ルークの散歩の時に使う糞の収納袋だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「おい、三四郎、いくら何でも略しすぎだろ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「だって、めんどくさいんだ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「うるせー、きちんと略さないで話せ」</font><font style="FONT-SIZE: 1.25em">と叱ってから数日後。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺も年を取ったせいなのか、気が付かないまま言葉が丁寧になっていた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　いつの間にやら、メシが→ご飯、屁が→オナラ、見舞いが→お見舞いなど、発する言葉が軟弱になっていたのだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　この変化をあざとく攻撃（ばきゅ～ん）してきたのが、小学四年の娘・ひなた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「ひなた、お年玉全部でいくらもらった」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「とっちゃん、お年玉だって。オカマっぽくねぇ～。<strong>年玉</strong>でいいんだ。<strong>年玉</strong>で！」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「うるせえな。いいから、ふざけてねぇで、ご飯ちゃんと喰え」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「あぁぁ～。ご飯だって。オカマっぽい」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「いちいちうるせえな。そしたら何て言えばいんだ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「<strong>メシ</strong>だろ。<strong>メシ</strong>」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「・・・・・・じゃあ、メシをお代わりするときは、何て言うんだ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「決まってるじゃん。<strong>代わり</strong>、<strong>代わり</strong>だよ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「だけどよ～ひなた。音楽の場合は、いくらなんでも音楽だろ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「とっちゃん、分かってないね。何でも『お』を付けたら、おかまっぽいんだってば。音楽は、<strong>んがく</strong>でいいんだ。<strong>んがく</strong>で」（御見逸れしやした）</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「分かったから、喰ったら歯磨きして寝ろよ。お休み。俺はスクワットして鍛えるからな！」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「父さん、そのスクワットの仕方、何かオカマっぽいぞ。手の動かし方が。それと、お休みは、<strong>休み</strong>でいいんだ。やっぱり、最近おかまっぽいな」と三四郎。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「うぎゃぁああぁ～」（衝撃のあまり絶叫）</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　口だけでは最近の小学生を相手にしても勝ち目はない。　</font></p>]]>
    </content>
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    <title>居酒屋系小学生女子</title>
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    <published>2009-11-05T10:49:34Z</published>
    <updated>2009-11-06T06:17:42Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 　「肉食系女子」なる言葉には大いに抵抗がある。女が男より強いという...]]></summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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        <![CDATA[<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em"></font>&nbsp;</p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「肉食系女子」なる言葉には大いに抵抗がある。女が男より強いということに我慢できない。よって、今回のタイトルには採用しない。</font></p>]]>
        <![CDATA[<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　対をなす「草食系男子」は、いまやその父親とも言うべき世代の男までが、情けない若者を軽蔑する便利な言葉として多用している。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　強い雄を選び、優れた子孫を残すことが生物の本能である以上、女が狩猟に勤しみ逞しくなることは当然だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　とはいえ、肉食系女子が実際にも増殖しているのかとなれば、「そうでもないだろう」というのが俺の自論だ。ファッションに疎い俺でも、ここ２０年ばかりの変遷を見る限り、「女子の肉食」化が進んでいるとは思えない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　しかし、つい１カ月前までは大いなる勘違いをしていた。小学４年の長女「ひなた」にその呼称を何度か教えてもらったにもかかわらず、「女の暴走族と同じだな」と早合点してしまった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「お前、何でレディース履くのよ。そんなの格好悪いべ」とひなたに詰め寄ると、「とっちゃん、バカか。レギンスだべ」と怒られた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　レギンスをいちいち解説するのは性に合わないが、ミニスカートの下に着るタイツのようなもので大層、人気があるらしい。いつから流行したかは知らないが、少なくともバブル時代にこれを見かけたことはなかった。さほど古いものでないことは確か。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　バブル時代は、足の太さにかかわらず、多くのギャル（死語か）が、ミニスカートを履いていた。それ自体が自分を魅せるセクシーツールだった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　だからミニスカート全盛期よりも、「レギンス」がもてはやされている昨今、「肉食系女子」が増えているとは思えない。肉食なら足くらい出すだろうという中年の発想である。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　さて、本日のひなた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「うわあぁぁ～腹減った。何か、メシ喰わせろ」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em"><strong>　「うめぇ。ホヤと馬刺し。激旨」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em"><strong>　「お代わり、くれ～」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　親として幾度となく、食べる時の姿勢は注意しているのだが、足を組み、ひじをテーブルに乗せ、斜めに座って肉や魚をムシャムシャ。その光景は居酒屋系小学生女子の趣き。将来の正統派「肉食系女子」を想起させる。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　すでにひなたと口喧嘩をした時の俺の勝率が２割５分にすぎないことも付記しておく。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>貧困の深淵</title>
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    <published>2009-10-19T07:23:52Z</published>
    <updated>2009-10-19T07:25:58Z</updated>

    <summary></summary>
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        <![CDATA[<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/10/500-貧困の光景-5393.html','popup','width=500,height=595,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/10/500-貧困の光景-5393.html"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="「貧困の光景」" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/10/500-貧困の光景-thumb-200x238-5393.jpg" width="200" height="238" /></a></span>]]>
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　曽野綾子「貧困の光景」（新潮文庫）は、俺の琴線に触れた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「海外邦人宣教者活動援助後援会」を組織する著者は、友人から託された物資や資金が、現地の神父やシスターに届けられたことを確認するため、これまで幾度となくアフリカなどの最貧国を訪ねてきた。寄付したものを神父やシスターに託すことで、役人などの懐に入ってしまうことを回避するためだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　著者が各国で目の当たりにしてきた貧困の"定義"は、以下の記述に集約されるだろう。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「『貧困とは、その日、食べるものがない状態』を言う。従って日本には世界的なレベルで言うと一人も貧困な人がいない」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「空腹と飢餓とは全く違う。空腹は一般的な状況をさすが、飢餓は社会的、経済的、かつ継続的状況だ。日本の貧乏は、その家一軒だけの不運の結果である。だから兄弟や、友だちが幸運なら、何とか飢え死にさせるようなことはしない。しかし飢餓は地域全体の瀕死の病状である。中央政府も地方自治体も（そんなものが名称以上に実体を持っているかどうか疑問だが）何らこうした飢餓を救済する方法を持たない。金も物も組織力も、何も持っていない自治体と役人たちなのだ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ここで描かれる光景は、外壁もなくダンボールの屋根だけで雨露をしのぐ"家"であり、食い扶持を減らすためにエイズの我が子に食事を与えない母親など、紛れもない最貧国の日常だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺自身、悩みを抱える友人には「物が食えるだけましだ」「飢餓難民に比べれば、そんな悩みは悩むに値しない」などと、ハッパ（脅し）を掛けてきた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「貧困の光景」は、飢餓やエイズで死にゆく子供が直面する「現実の容赦なき貧困」を読み手に伝えると同時に、大過なく日々を過ごすあまり、小さな幸せを享受できなくなってしまった日本人の精神的貧困も想起させる。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　それでも、若者がこの本を手にすれば、多くは「著者は日本に存在する貧困の実態を知らない」と、反感を抱くに違いない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　電気も通っておらず、服も一着限り、その日の食べ物すらなく飢餓に苦しむ人々にとって、仕事の有無など頭の片隅にさえあろうはずもない。片や日本の雇用問題は、若者ばかりでなく、中高年をも苦しめる社会問題。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　どちらの貧困も当事者には深刻な問題である。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ただし、双方の貧困を突き詰めれば、相違があることも事実。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　日本では、ごく限られたケースを除き、政府が手を差し伸べるセーフティネット（自治体の生活保護など）が存在する一方、最貧国での貧困はただ死を待つほかすべがない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　最貧国では飢餓による死をあたかも「自然の摂理」のように受けとめ、日本では極限状態に陥った一部が自死を選ぶ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　生れ落ちた国が違えば、貧困の様相が異なることは当然として、"別世界"の現実と日本での日常生活を俯瞰することに意味を見出すことのできる日本人は果たしてどの程度いるのだろうか。我が国では日々の生活に苦しむ人々と同様、異国の貧困に思いを馳せないかぎり、恵まれた生活を実感できない人々も増えているに違いない。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>車でわかる「知能程度」</title>
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    <published>2009-09-14T07:41:27Z</published>
    <updated>2009-10-23T07:33:09Z</updated>

    <summary> 少々、太すぎたようで......</summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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        <![CDATA[<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/09/600-マフラー-4314.html','popup','width=600,height=470,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/09/600-マフラー-4314.html"><img style="TEXT-ALIGN: center; MARGIN: 0px auto 20px; DISPLAY: block" class="mt-image-center" alt="腐食して取り替えたマフラー" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/09/600-マフラー-thumb-250x195-4314.jpg" width="250" height="195" /></a></span></p>
<p align="center">少々、太すぎたようで...</p>]]>
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">時代はエコ。当然、車も燃費に優れ、排ガスのクリーンなエコカーが人気を博している。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　片や排気量が大きく、ガソリンを大喰いする時代遅れの車を持つ者は、喫煙者と同様、知能が低いと見られかねない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺の車は、排ガス、排気量、燃費のいずれにおいても「赤点」の劣等生。しかも古い。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　先日は走行中に突然、ブレーキが効かなくなった。ブレーキを踏んでも、ペダルはフニャフニャ。諦めてシフトダウン、エンジンブレーキ（※）で減速、サイドブレーキを引いて停車させた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　こうしたケースに遭遇した場合、エンジンブレーキのあまり効かないオートマチック車は大変だが、俺の車はマニュアルなので焦ることはなかった。"絶滅危惧種"のマニュアル車ならではである。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ブレーキが壊れた原因は、ブレーキホースの劣化（ほか数点）だった。劣化部分の一部を取り替えたが、残りの部品がまだディーラーに届かないため、"一時帰宅"を許された。修理代は１０万円コース。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　車は、９５年に大枚をはたいて（とはいえ、ほとんどが銀行ローン）買ったスカイライン。恥ずかしいことにクリスマスの納車で、まもなく１４年が経過する。いまや２ドアで大きな「羽」（リアスポイラー）の付いたマニュアル車に家族を乗せている中年オヤジは化石のような存在。車好きのエゴだけで生き延びている。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　これまでの走行距離は約１３万キロ、大小含めて故障はなかった。唯一、マフラーが腐食して知人に貰った"轟音タイプ"に取り替えただけだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　カミさんが知人を乗せて俺の車を運転する姿は、けたたましくも野蛮、不憫でならない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　だが、当年十歳、娘のひなたは、「とっちゃん、マフラーが静かな車に乗ると『安全運転で行きましょうって感じで嫌だね』」と、車の何たるかを十分心得ている。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「プリウス」に代表されるハイブリッドなどのエコカーは販売台数を伸ばしているが、世の車は総じて"高齢化"が進んでいる。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　０８年の乗用車（軽を除く）の平均使用年数は１１．６７年（財団法人自動車検査登録情報協会）。バブル真っ盛りのころは、およそ９年。不況を要因に平均使用年数は年々延びている。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　バカの一つ覚えのように速さだけを追い求める車は、莫大な開発費に見合った販売台数を見込めず、多くが排ガス規制をクリアすることなく、ラインナップから消えてしまった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　周囲でも「燃費の良い車」を購入の第一条件にする向きは圧倒的。週末しか車を使わないドライバーにとっても、燃費の優れたハイブリッドカーは垂涎の的だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ハイブリッドは通常のエンジンを搭載する同クラスの車よりも数十万円高い。走行距離が少なければ少ないほど、購入時の「差額」をガソリン代で埋めるには相当の期間を要する。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　ハイブリッドには税の優遇措置などのメリットも多いが、少なくともコストだけを考えれば古い車に乗り続けた方が得だ。すべての部品をリサイクルするできない以上、必ずしも古い車をエコカーに買い換えることがエコとはかぎらない。燃費の良さを謳い文句にするエコカーの中には、カタログデータ上の燃費を重視するため、雨天走行には心もとないタイヤを履いているケースもある。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　かつて自動車は多くの若者が三度の飯を抜いても欲しがるものだった。ところが、いまでは「友達に乗せてもらえるから車はいらない」との声すら聞く。俺が若い頃は、普通の仕事に就いていれば、子どもを２人くらいは養うことが良き時代。いまは言わずもがな。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　もちろん、環境やコストは重要だが、知能の低そうな車を運転しないと技術は向上しないというのが俺の自論。スカイラインが廃車になったとしても、俺はおそらく同じような車に乗る。なぜなら知能が低いからである。</font></p>
<p><br /><font style="FONT-SIZE: 1.25em">※読者サービス　エンジンブレーキ（を使う）は、アクセルを離したり、低いギアにチェンジすることによって生じるエンジンの抵抗を利用して減速すること。中には「俺の車はにエンジンブレーキが付いていない」などと、いぶかる輩もいるが、そもそもエンジンブレーキは車に搭載されている装置ではない。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>ハッピーバースデーＴＷＯ有</title>
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    <published>2009-08-01T23:45:00Z</published>
    <updated>2009-08-05T03:07:53Z</updated>

    <summary> 頼もしくは育ったが......</summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/">
        <![CDATA[<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/07/600-ルーク①-3588.html','popup','width=600,height=512,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/07/600-ルーク①-3588.html"><img class="mt-image-center" style="DISPLAY: block; MARGIN: 0px auto 20px; TEXT-ALIGN: center" height="213" alt="ルーク" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/07/600-ルーク①-thumb-250x213-3588.jpg" width="250" /></a></span></p>
<p align="center">頼もしくは育ったが...</p>]]>
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">我が家のムスコが７月２４日、１歳の誕生日を迎えた。ウェルシュ・コーギーの「ルーク」である。飼い始めた昨年９月の体重は０．９キロ。それがいまや１１キロを超えた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　だが、その面は写真のように憂いをおびた情けない表情。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　反してその振る舞いは、多少のことでは全く動じない頼もしい奴になった。手前味噌ではあるが、育て方が良かったと言うほかあるまい。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　散歩をさせる以外、家でのルークの居場所はいつもケージの中。家で放し飼いにすると、家中の至る所を自分の縄張りと思い込み、チャイムの音で「ウゥー」、電話の呼び出し音で「ワン、ワン」と駄犬になりかねないそうだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　抱くときも、犬の頭を自分の肩より高くすれば、主従関係が崩れ、犬がご主人様になるという。餌を与える時間も、家人の食後にしなければ、これまた「お犬様」が出来上がる危険をはらんでいる。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　もちろん、躾の類いは飼い主の自由だが、散歩の時も、特定のコースを決めず、さまざまな人や犬、騒音、アクシデントに遭遇させた。我が家では、"犬も歩けば棒に当たる"の実践を心掛けた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　そのせいか、ルークはどんなに体の大きい犬と出会っても、近所の巨大な秋田犬「ハス」（ドラえもんの出木杉君ならぬ<strong>デカスギ君</strong>）を除けば、ビビることはない。犬とすれ違った場合も、相手がビビって吼えることはあるが、ルークが吼えることはない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　唯一、吼えまくるシーンは、ガキ共がルークの横で「ピコピコ」とテレビゲームをやってる時だけ。犬は可愛くとも、ゲームの魅力には勝てないというのがガキの習性。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺はガキ共に、「おい、三四郎（長男）、ひなた（長女）を殴ったふりをしろ。ひなたは、倒れて泣け」とミッションを与えた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　すると、床に倒れたひなたを心配してルークが激しく吼える。"救助犬"の存在に感動したひなたは、「ウゥウ～ウ。ルーク、カワイすぎる」と顔をすり寄せて溺愛。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　"かわいい子には旅をさせよ"というが、我が家のガキ共はゲームにいそしみ、ルークを放置、"一人旅"をさせることもしばしば。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　そんなルークも、本当の「旅」をすることになるかもしれない。入院だ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　片睾丸。片方の睾丸が腹の中に残り、下りずに停留する。この病気になると、性格が歪んだり、噛み癖がつくこともあるそうだ。いまのところルークにそうした症状は一切みられないが、いずれは去勢手術を検討しなければならない。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　１歳を迎えたルーク。先日、初めて連れて行ったドッグランでは、メス犬にマウントポジションをとって俺を赤面させた。願わくは、<strong>「ハッピーバースデーＴＷＯ有（トゥユー）」</strong>。あなたのゴールデンボールが正常な場所にふたつ有りますように。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>&quot;森を見て木を見ず&quot;</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/2009/07/post-32.html" />
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    <published>2009-07-14T03:20:00Z</published>
    <updated>2009-07-14T03:22:00Z</updated>

    <summary> 森ばかりを見ていても......</summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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        <![CDATA[<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><a onclick="window.open('http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/07/500　木-3339.html','popup','width=500,height=668,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false" href="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/07/500　木-3339.html"><img class="mt-image-center" style="DISPLAY: block; MARGIN: 0px auto 20px; TEXT-ALIGN: center" height="267" alt="森" src="http://www.hokkaido-365.com/365column/azuma/assets_c/2009/07/500　木-thumb-200x267-3339.jpg" width="200" /></a></span></p>
<p align="center">森ばかりを見ていても...</p>]]>
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　"森を見て木を見ず"ーーいかにも語呂の悪いこの言葉、正しくは誰もが知る「木を見て森を見ず」である。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺の人生がいつまで続くのか、もちろん知るすべはないが、長生きでもをしない限り、すでに人生の半分以上を終えたことだけは確かだ。語呂はさておき、残りの人生で肝に銘じておこうと思ったのが、冒頭の造語。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺の知人の中には、一回りはもちろん、三回り上の先達もいる。多くの人に数々の辛苦を乗り越えた貴重な体験談を聞かせてもらった。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　中には、舌鋒鋭く、世界平和や核問題、さらには「近頃の若者は...」の常套句で始まる人生観までをエネルギッシュに披瀝する人物もいる。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　それでも、この先達には反面教師の側面もある。というのも、慧眼すべき先達の国家論、世界観は総じて"森"ばかり。話題が身近な"木"に転じることはあまりに少ない。転じた場合は孤独と失望が交錯した愚痴になってしまうためだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　世界平和を頂とした「地球愛」の語りに瞠目する一方、話がいざ、"木"ともいうべき我が子のことに及べば、それまでの覇気は消沈、その姿は見るに耐えなくなる。長年、世界情勢や平和問題に傾注してきたあまり、積年の親子関係が破綻しているためだ。"我が子の理解が足りない"と嘆く姿は、気骨の人を憔悴させるに十分な失意と映ってしまう。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　そうした落差を目の当たりにした俺の脳裏には、"森を見て木を見ず"の言葉が浮かんでしまう。</font></p>]]>
    </content>
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    <title>女男女（なぶる）　</title>
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    <published>2009-05-16T06:33:57Z</published>
    <updated>2009-07-03T01:27:49Z</updated>

    <summary>　「！！！」。風呂から上がってパンツ一丁で居間に登場した長男・三四郎の下半身を見...</summary>
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        <name>サイト管理者</name>
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        <![CDATA[<font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「！！！」。風呂から上がってパンツ一丁で居間に登場した長男・三四郎の下半身を見て驚愕。</font>]]>
        <![CDATA[<p>　<font style="FONT-SIZE: 1.25em">とにかく暑がりなこの小学生、氷点下の真冬でも上半身はＴシャツ一枚で買い物に行くという変り種。股間も突然変異か、見事に育っていた。成長期の六年生とはいえ、パンツの中にソフトボールでも格納してるかのような出で立ち。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「オイ、三四郎、凄いな」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「何が」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「股間だ、股間。お前の。凄い大きさだぞ。鏡で見て来い！」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　顔面蒼白で戻って来た三四郎は<strong>「ホントだ。すげぇ大きさ。どうしたんだろ。俺知らねえけど」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「パンツのせいだ。パンツの」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「......」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「女の胸を大きく見せるブラジャーがあるだろ、男のパンツも同じだ。お前は実際よりも玉袋を大きく見せるデザインのパンツを履いてんだ。どうせ脱いだらバレるのにな」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「そうだったのか」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「パンツと言っても、お前の履いてるのはボクサーブリーフだぞ。母さんだなこのパンツ買ってきたのは。実際より中身を大きく見せるのは情けない奴のすることだぞ」</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　<strong>「わかった。本当よりも器を大きく見せるのはダメってことだろ」</strong></font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　俺にとってのパンツは洗ってさえいればデザインなどどうでいいが、今時の青年はデザインや履き心地にこだわるようだ。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　近頃は座って小便をする男が増え、中にはブラジャーを装着して安堵する輩までいるという。このままでは小便をした後にトイレットペーパーで拭く男が登場するのも時間の問題だろう。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　逆に昔の女は立ちションをしていた。江戸時代の「誹風柳多留」（はいふうやなぎだる）には、「京女立つてたれるがすこしきづ」との川柳が収められている。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　「東男に京女」と称されたように、当時の男にとって、京女は羨望の的。それでも京女の立ちションだけは「きづ」（瑕）だった。「小便が野菜に化ける京の町」と詠まれたように、町の路上には糞尿を入れる「肥担桶」（こえたご）が置かれ、肥料にされていた。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　立ちション女が消え、座りション男が増殖するとは、まさに隔世の感。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　現代では同じパンツを一週間も履き続ける怠惰な女がいる一方、男は手づくり弁当に励んだり、エステ通いをする。「肉食系女子」と「草食系男子」なる呼称が世に溢れる昨今、俺は漢字まで変わってしまうのでないか、と危惧している。</font></p>
<p><font style="FONT-SIZE: 1.25em">　嬲る（なぶる）の文字は、いずれ「女男女」になるだろう。複数の女に苛められる男は、珍しくもないからな。</font></p>]]>
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