新党大地、公明は各1議席の公算。
写真・比例道ブロック単独候補者。上段左から稲津久(公明)、竹田久之(同)、鈴木宗男
(新党大地)。下段左から八代英太(同)、宮内聡(共産)、山口たか(社民) [敬称略]
30日投票の衆院選は、民主党が道内12小選挙区で全議席を獲得する可能性もあり、比例北海道ブロック(定数8)でも、議席を伸ばす勢いだ。
2005年9月の前回衆院選比例北海道ブロックで各党が獲得した得票数と議席は以下のとおり。
民主党 109万0727票 3議席
自民党 94万0705票 3議席
新党大地 43万3938票 1議席
公明党 36万8552票 1議席
前回以上の得票数で比例3議席を目指す自民は、逆風下で自民支持層や支持基盤である町村部を固めきれておらず、3議席維持は厳しい情勢。
世論の追い風を受ける民主は、125万票を目標に全道各地で支持を広げている。自民支持層の一部にも食い込んでおり、4議席の確保が濃厚。小選挙区候補者と比例単独候補4人が全員当選する可能性もある。
民主との選挙協力で、現有1議席からの倍増を狙う新党大地の代表・鈴木宗男は、「2議席確保のためには70万票以上を獲得しなければならないと考えている。(07年の)参院選では62万票を獲得できたので最低10万票は上積みしたい」と意気込む。
公明党北海道本部は「目標は2議席。最低でも1議席確保するため50万票を超えたい」と話す。
道内7選挙区で候補者擁立を見送った共産党は、「比例代表選挙に集中できるので、候補擁立を見送った影響はない。比例の獲得目標は34万票以上、1議席が目標」(国会議員団北海道事務所)とコメント。
社民党北海道連合は「03年に議席を失ったため、30万票の獲得を目標に最低1議席を目指す」としている。
自民、民主で6議席獲得の公算が大きく、残る2議席を大地と公明で分け合うことになりそうだ。
共産、社民は、自民と民主の対決色が強い今回の選挙で埋没、無党派層の取り込みが進まず、03年の衆院選で失った議席回復は厳しい情勢。幸福実現党と新党本質は、支持が伸び悩んでいる。(文中敬称略 文・取材班)


