Jリーグが6日に開幕する。コンサドーレ札幌は7日の初戦を敵地でサガン鳥栖と対戦。
今季のJ2は、ギラヴァンツ北九州が加わり、19チームによる2回戦総当たりのリーグ戦。シーズン中のリーグ戦は昨季の51試合から36試合に減るが、1試合の勝敗が重みを増すだけに戦術や連携の徹底が雌雄を決することになる。
石崎信弘監督の2期目に、悲願のJ1復帰を果たすには開幕ダッシュが不可欠。
昨季のコンサドーレは、開幕からの6試合で1勝4敗1分けと大きく躓いた。ホームの札幌ドームでは、初戦のベガルタ仙台、第4節の湘南ベルマーレで連敗。続く第7節のカターレ富山戦も引き分け、ホームでの初勝利を挙げるには、第9節のセレッソ大阪戦までの1カ月余りを要した。結局、終盤まで開幕ダッシュの失敗を挽回できず、21勝14敗16分けのリーグ6位でシーズンを終えた。
昨季の総失点は61点。ゲーム前半の23点比べ、後半は38点を献上しており、守備が大きな課題。守備陣は昨季と同じ4バックが軸となりそうだが、DFの吉弘充志と箕輪義信は、ともにけがで開幕戦の出場が絶望的。そのため、センターバックは、新キャプテンの石川直樹と昨季はサイドバックで起用されることが多かった西嶋弘之のフル回転が欠かせない。
攻守の要となる中盤の定位置争いは、右サイドがドリブルで緩急をつける18歳の古田寛幸、左サイドは運動量豊富な藤田征也がリード。DFとの連携や守備力が求められるボランチは、宮沢裕樹、上里一将、芳賀博信の争い。
FWは昨季多かったワントップからツートップへの変更が予想され、リーグ5位の19得点を挙げたキリノに加え、中山雅史、近藤祐介、内村圭宏の新戦力がしのぎを削る。
オフシーズン最大の話題となった中山の獲得は、集客ばかりでなく、守勢に転じるとなかなか立て直しができなかったチームにプロ意識と闘う姿勢を植えつけることも期待されている。(文・東)

