初乗り550円、「MKタクシー」が札幌で営業開始

1年以内に450台まで増車する計画。

白石区の本社営業所を出発するMKタクシー

白石区の本社営業所を出発するMKタクシー

 

 低料金を武器に全国でタクシー事業を展開する「エムケイ」(本社・京都、青木信明社長)が22日、札幌交通圏(札幌、江別、石狩、北広島)での営業を開始した。

 エムケイは昨年10月、「札幌エムケイ」(平山功社長)を設立。北海道運輸局に40台・80人態勢での新規参入を申請し、今年3月に許可された。エムケイの札幌進出は全国8カ所目。

 午前9時から札幌市白石区の本社営業所で行われた開所式で、平山社長は従業員に「私たちは札幌市民に期待されている。ドライバーはくれぐれもお客様目線での営業を心掛けてほしい。市民にエムケイがいて当たり前、いなければ困ると思われるような存在に一日も早くならなければならない」とハッパを掛けた。

 

開所式で挨拶する平山功札幌エムケイ社長

開所式で挨拶する平山功札幌エムケイ社長

 

 初乗り運賃は競合他者よりも100円程度安い550円。運転手は制服を着用し、客の乗降時に車を降りて手動でドアを開閉する。ススキノ地区には常時3台を配車する専用乗り場を設け、開業から1年以内に450台まで増車する計画だ。

 札幌エムケイの参入を巡っては、地元70社が加盟する「札幌ハイヤー協会」(加藤欽也会長)が、「これ以上、増車されては運転手の生活を守れない」(照井幸一同協会専務理事)として、道運輸局を相手取って事業許可の取り消しを求める訴訟を起こしている。

 開所式に出席したエムケイ本社の青木社長は、地元業者の反対があることについて「エムケイがいいか悪いかはお客様が決めることで、我々は一生懸命にサービスを行うだけ」と語った。(文、写真・糸田)

 

青木信明エムケイ社長

青木信明エムケイ社長

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