市況の低迷に加え、不透明な資金操作も露呈。負債額は約45億円。
東京商工リサーチ北海道支社は、「ナルミ」(本社・檜山管内乙部町、古畑篤社長)が、30日に会見を開き、事後処理を土谷修一弁護士に一任、同日付で従業員解雇を発表したことを明らかにした。
製材業として1959年11月に設立された同社は、その後、生コンや骨材などの建設資材全般を取り扱う建設資材商社に成長。工事部門にも進出し、北海道南西沖地震関連の災害復旧工事などの特需もあり、95年3月期には年商約98億円をあげた。
さらに「ナルミ」を中核として檜山管内に建設、建設資材、燃料、運輸など多くの関連企業を有し、「ナルミグループ」として地元で大きな影響力を誇った。
近年は公共事業の削減などの影響から売上高は減収基調を強いられ、40億円台前半で推移していた。栄養補助食品「蜂っ子」などの健康食品部門にも進出したが、2009年以降は深刻化する建設市況の低迷に加え、3月末には不透明な資金操作も露呈した。
地場経済に与える影響は不可避と見られ、近日中に破産の申し立てを行う予定。
今後は破産を申し立てる予定。負債額は約13億円。 (文・東)
東京商工リサーチ
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