陸自が6月から長距離機動訓練「協同転地演習」を実施

海自、空自が参加、即応性の向上を目指す。

中越地震の際、一部の隊員は苫小牧港からフェリーに乗船した

中越地震の際、一部の隊員は苫小牧港からフェリーに乗船した

(写真提供:陸上自衛隊提供)

 

 陸上自衛隊は、6月24日から海上自衛隊、航空自衛隊と今年度の「協同転地演習」を実施する。国内のあらゆる事態に対応するため、協同要領を演練し、各方面隊の即応性を向上させることが目的。

 協同転地演習は、中部方面隊区から北部方面隊区に移動する「第1次協同転地」(6月24日~8月2日)、中部方面隊区から東部方面隊区に移動する「第2次協同転地」(9月7日~9月24日)、移動には民間航空機や船舶も使う。

 訓練部隊は第1次が第10師団基幹(約4,000人)、第2次が第14旅団(約1,500人)。海自からは輸送艦、空自からは戦闘機や輸送機が参加する予定。

 状況に応じた増援転用を必要とする陸自は、海自、空自、民間機関との調整の下、各移動手段を用いた長距離機動訓練を実施し、部隊機動計画の作成、揚陸などの演練で統合作戦能力を向上させる。

 第1次協同転地の実施場所となる道内の矢臼別演習場では長距離射撃訓練、浜大樹では輸送艦から車両を揚陸させる訓練などを行う。(文・東)

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