体長約5センチ、透明のプラスチックカップの中で元気に泳ぐサケの稚魚が、子どもや家族連れによって次々と川に放流された。
「札幌市豊平川さけ科学館」(南区真駒内公園2-1)は、3日午後2時から同館横の真駒内川河川敷で「サケ稚魚体験放流」を実施した。この日、放流された稚魚は、昨年千歳川で捕獲され、今年2月に孵化したシロザケ2,500尾。
稚魚は真駒内川から豊平川を経て海に渡り、ベーリング海を回遊し、3年から4年後に母なる川に戻って来る。
写真・プラスチックカップに入れられたシロザケの稚魚
同館では「毎年サケの稚魚を約20万尾放流しており、このうち数%は途中で定置網に引っ掛かる。豊平川まで戻ってくるのは自然産卵を含め、毎年1,000~2,000尾」と話す。
豊平川では、サケを呼び戻す「カムバックサーモン運動」が始まり、1979年に30年ぶりの稚魚放流が再開した。31年目となる今年は、あす4日にサケ稚魚放流数が累計1,000万尾を達成する見通し。
サケ稚魚体験放流は、4、5の両日(午前10時~午後3時)と6日(午後2時~3時)にも実施する。参加は無料、事前の申し込みは不用。(文・東、写真・久保)
写真・札幌市豊平川さけ科学館横の真駒内川

