札幌市が昨年9月に公表した「第3次地震被害想定」によると、市直下を震源とする地震が発生した場合、最大で震度7、マグニチュード7.5の規模となる。冬に地震が発生すると、最大で死者約8,000人、全壊する建物は約3万3,000棟にのぼると想定している。
市はこの被害想定を踏まえ、市内の震度や液状化危険度、建物全壊率などを掲載した「地震防災マップ」を作成、11日から各区役所などで配布している。
「地震防災マップ」は、1枚の地図に2区を掲載(縮尺:2万5,000分の1)。「中央区・南区版」、「北区・東区版」、「白石区・厚別区版」、「豊平区・清田区版」、「西区・手稲区版」の5種を計20万部を作成した。それぞれの被害状況を色分けしてわかりやすく表示し、地震に対する事前の備えや発生時の行動などについても記載している。
市危機管理対策室は「マップは自宅がわかる程度の大きさにするため、2区ごとに作った。震度などはあくまで想定だが、札幌でも大きな地震が起き得るということを知ってもらいたい。多くの人に手に取っていただいて日頃から地震に対する備えを十分にしてもらえれば」と話す。
「地震防災マップ」の詳細や配布場所は下記関連サイト参照。(文・糸田)
写真:2007年7月に発生した新潟県中越沖地震によって倒壊した家屋(首都大学東京 都市環境学部提供)
関連サイトURL
http://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/jisin/jbmap.html

