「取り組み姿勢が見られない」 札幌市議会の"ゼロ回答"に改革案を求めた市民団体が憤慨

2年ぶりに召集する議会改革検討委員会で議論。

橋本勝三郎氏

写真:橋本勝三郎氏

 

 市民団体が議員報酬や定数の削減、海外調査視察費の廃止などを札幌市議会に申し入れた問題で、畑瀬幸二議長は15日、来週から開かれる第2回定例会で2年ぶりに議会改革検討委員会を再開し、検討すると文書で回答した。

 申し入れを行ったのは、道や札幌市などの公金使途や議会活動をチェックする市民団体「市民オンブズマン連絡会議」(橋本勝三郎代表監事)。今月1日、畑瀬議長宛てに「市議会改革に関する申入書」を提出し、以下の5項目を申し入れた。

 ①議員報酬の削減、②海外調査視察費の廃止、③議員定数の削減、④議会基本条例の制定、⑤議会改革検討委員会の拡充と公開。

 畑瀬議長の回答に、橋本氏は「議会改革検討委員会で検討するとはしているが、申し入れ5項目に対し何ら答えていない。すべて先送り、ゼロ回答という一言に尽きる。申し入れた項目はそれぞれが市議会にとって大きな課題だが、こんな回答では取り組み姿勢が見られない。このような回答が続くのであれば次の選挙で有権者から厳しく叱責されるだろう」と憤慨する。(文・糸田 写真・糸田)

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