札幌市議会 新議長に民主の福士勝

副議長は女性初の宮本素子。
就任挨拶をする福士勝札幌市議会議長

写真:就任挨拶をする福士勝札幌市議会議長

 

 札幌市議会は21日午後1時から第2回定例会本会議を開き、新たな正副議長を決めた。

 地方議会の正副議長の任期は、地方自治法で4年間と定められているが、札幌市議会は2年交代が慣例となっている。2007年5月に就任した前議長の畑瀬幸二氏と、前副議長の笹出昭夫氏は、慣例に基づき、今月14日に辞職願を提出した。

 正副議長の選出は、出席議員66人による単記無記名の投票で実施。議長は60票(無効6票)を獲得した民主党・市民連合の福士勝氏(当選6回、手稲区選出)、副議長は56票(同9票)が投じられた自民党の宮本素子氏(同4回、清田区選出)が選ばれた。

 第28代の議長に就任した福士氏は「議長という大役は身に余る光栄、心から感謝するとともに重責を感じている。地方分権の流れは加速しており、市の意思決定機関として、議会の果たすべき役割はますます大きくなっていく。札幌市のさまざまな課題を解決するため活発な議会活動を展開するとともに議会自らの改革にも不断の努力をしていかなければならない。札幌市の発展のため円滑な議会運営に全力を傾注し、議長職の責務をまっとうする覚悟だ」と決意を述べた。

 札幌市議会初の女性副議長に就いた宮本氏は「札幌市を取り巻く環境は財政状況や経済・雇用問題、環境問題、少子高齢化の進行など年々、厳しさを増している。議会としては、市民の声をしっかりと受け止め、夢と安全が息づく札幌のまちづくりを進めていかなければならない。いままで以上に議員一同、英知を結集していく必要がある。議長の補佐役として札幌市の発展と議会の円滑な運営に、誠心誠意努力して参る所存」と抱負を語った。

 第2定例会は6月5日まで。定額給付金の支給に伴い、市内商店街への消費拡大支援事業などを盛り込んだ総額約3億9,000万円の一般会計補正予算案などが審議される。(文、写真・糸田)

 

札幌市議会で初の女性副議長に就任した宮本素子氏

写真:札幌市議会で初の女性副議長に就任した宮本素子氏

 

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