新型インフルエンザの感染が広がる中、陸上自衛隊北部方面隊は22日から、札幌市南区の真駒内駐屯地などで「新型インフルエンザ対処訓練」を行っている。
訓練は政府が2月に改定した「新型インフルエンザ対処行動計画」を受けて実施。強毒性ウイルスによる新型インフルエンザが流行した場合を想定し、24日までの3日間で、道内の各師団、旅団などの衛生科部隊や自衛隊札幌病院(豊平区)の医官ら約600人が参加する。新型インフルエンザに対する自衛隊の実働訓練は全国初。
訓練が公開された23日は、新型インフルエンザが流行した場合に自衛隊が担う「家きん対処」や「救急物資輸送」の際の防護服着脱方法や輸送車両の除染作業などの訓練を行った。また、自衛隊札幌病院では、感染者特定のための発熱外来や患者を受け入れる感染病棟を設置し、模擬診療を実施した。
最終日のあすは、各訓練に対しての研究会などを行う予定。(文、写真・糸田)
写真・医薬品や食料の輸送を終えた車両に除染剤を散布
写真・自衛隊札幌病院に設置された発熱外来では感染を確認するための模擬診療が行われた


