先月28日から振り込みによる定額給付金の給付を始めた札幌市。来月上旬には大部分の世帯への振り込みが終わる見込み。
振り込み時期がいつになるのかも気になるところだが、それ以外の疑問点を整理してみた。
政府は定額給付金の基準日を今年の2月1日に定め、その時点の住民基本台帳記載内容を基準としている。定額給付金は基準日までに生まれた新生児も対象となるが、2月2日以降に生まれた新生児には給付されない。
基準日以降に世帯主が死亡した場合は新たな世帯主、世帯主以外が亡くなった場合は世帯主に給付されるが、単身世帯者が死亡した場合は給付されない。また、生活保護を受給者の場合は、収入としてみなされない。
申請書類を紛失した場合、札幌市定額給付金対策室内「定額給付金問い合わせセンター」に連絡すると、書類が再発行される。
定額給付金を振り込む際の手数料は、国から補助金を受け、1億円の予算を計上した札幌市が負担する。
定額給付金に関する札幌市の総予算は11億4,000万円。問い合わせセンターと申請書類の確認などに携わる集中処理室の業務は人件費1億円を費やして民間にも委託、申請書類印刷費とシステム改修費は1億5,000万円。
申請書類の配達は今月4日に終了。戻ってきた申請書類は9日現在までに約3万通。このうち、転居などで宛先に居住していないことが判明し、申請書類が市に返送されたものが1万通。不在票を入れても連絡がなく、保管期間を経過して返送されたケースが2万通。2万通は再度郵送する予定。
定額給付金の有効申請期間は6カ月。11月20日(消印)までに申請書類を返送しなければ、受給を辞退とみなされ、その分は国庫に返還される。
振り込みがほかの自治体より遅かった札幌市は、国から定額給付金を預かった4月下旬以降の日々利息も生じているが、この分は市の歳入とすることを決めている。(文・久保)


