「BNNプラス北海道365」は、毎週新たなテーマを設け、読者のみなさんが参加す「365アンケート」を実施しています。
6月15日から21日までの「365アンケート」は、「鳩山総務相が辞任、あなたの考えは?」のテーマで実施しました。
「かんぽの宿」売却問題などの経営責任を追求、日本郵政の西川善文社長に辞任を求めてきた鳩山邦夫氏が、12日、総務相を辞任しました。
内閣不一致の混乱劇はひとまず落着した格好ですが、今後、西川氏に対する風圧が強まることも予想され、郵政民営化に対する反対論が根強く残っている観は否めません。
期間中、411人の方に参加していただきました。アンケートの投票結果は以下のとおりです。
(1)鳩山総務相の辞任は当然ですか。
・鳩山氏の辞任は当然 368票
・西川氏の再任こそ阻むべき 28票
・鳩山、西川両氏が辞めるべきだった 7票
・判断できない 8票
(2)「鳩山氏の辞任は当然」を選択した方にお聞きします。その理由は?
・民間企業の人事に政府が介入すべきでない 202票
・明確な違法行為がない 111票
・すでに「指名委員会」が西川氏の続投を支持している 27票
・回答なし 4票
・その他(自由記述) 24票
<「鳩山氏の辞任は当然」と答えた方の主な自由記述>
「追求の根拠に事実誤認が多いように思うので」
「西川氏の残した結果は上々の実績」
「不正DMの件をうやむやにするために行ったパフォーマンス」
「民営化を大きく見渡せば西川社長の経営方針は正しい」
「黒字経営をしているのだから特に辞めさせる必要はないと思う」
「日本郵政の改革は、確実に進んでいると思うので首相の判断は正しいと考える」
「西川社長が辞めて喜ぶのは、民営化に反対し、天下りを狙っていた郵政族の人々だけ」
「鳩山邦夫がやったことは倒閣運動である」
「鳩山さんの狙いは『自分の選挙』と『次の総裁選』だと思います。
(3)「西川氏の再任こそ阻むべき」を選んだ方に伺います。その理由は?
・「かんぽの宿」一括売却をめぐる動きが不透明 23票
・障害者団体向けの第3種郵便制度の悪用など不祥事が多発 4票
・今後の完全民営化に向けた経営強化が不十分 1票
・その他(自由記述) 0票
(4)そのほか、この問題に関する麻生首相の指導力など、自由に意見をお書きください。
計224の意見が寄せられました。その一部を記載します。
「郵政が民間になる前の蓄財を勝手に、しかも常識外の価格で処分できる訳がなく、国民への説明責任を鳩山氏が代弁しただけです」
「麻生首相の決断力の無さ、指導力の無さなどが現れていたと思います」
「鳩山さんはパフォーマンスしすぎ。西川さんはこれだけ不祥事が続いているのに民間会社の社長としては動きが遅すぎる。上場企業なら責任を取って早急に辞めてる」
「麻生首相はこう判断するしかなかったと思います。鳩山前総務相は民間の企業に口を出し過ぎだと思いますし、自分の言ったことが通らないときは辞めると言っていた以上仕方ない」
「『2400億で作ったから109億で売るのは安い』などの主張はわかりやすいのでしょうが、マスコミがそれに乗っかってしまってはまずいと思います」
「信賞必罰の姿勢で臨まないと、市場原理主義が蔓延した社会で厳しい生活に直面している多くの国民からの理解は得られず、今後の巨大な日本郵政の経営も、民営化も、国家の運営もままならないと思います」
「鳩山大臣の言ってることは具体性がない。正義を言うのであれば、作った時の2400億円の価格が妥当か(ゼネコンに出来レースで高いのでは?)売価だけを言うのでなく両方検証すべき。毎年40~50億円の赤字が出るものはリスク分を割り引かないと買えない。雇用継続の条件も合わせて報道すべき」
「正論を唱えている人が辞任とは言語道断」
「信念の政治家はイカンですよ。トップは麻生太郎のようなプラグマティストでないと。正義なんて恐ろしい言葉を安易に振り回すあたりは稚拙だ。わたしは正義だなどという輩が国民を地獄へ連れていくんです」
「今までは、貴重な原資が出資者や国民にフェアに還元されず、特別会計、特殊法人等々へ、湯水のように不透明に流れる構造。まさに、官僚、一部の政治家と利権者、それから利を得る集団の思う壺だった郵政がらみの原資。西川氏の残した結果は上々の実績。経営委員会でも続投支持...普通の民間会社の取締役会がフェアに意見公表し、社長を続投選任したケースと同じで、いたって普通」
「唯一の論拠のように言っている簡保の宿の売買でも、赤字(過去の管理者...旧郵政のつけ)の垂れ流しが続くことをスピード解決するため、バルグ(一括)で売却するのは、常とうで、賢い選択の一つ。最終的に遅らせて1件1件処理した場合、その間の赤字ランニングコストが差益より多くなるのは十分可能性がある」
「今回のは鳩山兄弟がどちらに居ても生き残れるように麻生に泥をかけて利用したパフォーマンスだな。なんで西川氏ではなく前の人間が売却した物件まで西川氏の責任なんだよ。人事についても役員会などでまったく発言せずに、ここへ来て急に言い出した。どう考えても鳩山氏は自分の支持を稼ぐため、麻生首相の支持を落とすためにマスコミと結託してるだろ。マスコミも前の総裁の時にかんぽの宿が売却されてるのに、そのことを一切隠して報道するのはおかしい」
「経営がわからないわがままな大臣は辞めさせるべき」
「麻生さんの立場では辞めろというしかないし、マスコミはそれが分かっているのに政府が分裂しているというように報道を煽り不快著しい」
「もともと、マスコミが麻生内閣叩きの材料が欲しくてたまらないところへ、この問題が起きたから喜んで炊きつけてるだけ。その証拠にこの郵政問題を掘り下げて問題の本質を掘り下げようとする報道なんか皆無。大体本気でこの問題に取り組むなら、社長や、大臣の首すげ替えで住むほど単純な話ではない。断言する。これはマスゴミが麻生・自民叩きの材料にしてるだけで、用が済んだらこんな郵送問題なんてマスゴミは見向きしない」
「誰が任命したのか?誰の指示に従うのか?自分の意に沿わないから辞任するのは背任行為ではないか?背任行為をすれば切るのは総理として当然、必然の行為でしかない」
「オリックスへの売却が本当に問題を含んでいたものであれば、西川氏を背任で訴えれば良かったと思います。結局できなかったのは、違法性がなかったからです(手続きに問題はあったようですが)西川さんの経営にケチをつけ続けたのは、ひとえに鳩山さんの選挙対策のためのスタンドプレイだと思います。東京駅前の本社ビル建替の時も、草薙さんの時もそうでした」
「鳩山氏は落下傘候補で「久留米」に来ましたが、BSとの関係だけで、地元との関係はなく、勿論、筑後弁も話せません。選挙に弱く、焦りがあったのだろうと思います。昔の福岡3区(中選挙区時代)は、石井光次郎、楢橋渡、山崎巌、荒木満寿夫などそうそうたる議員ばかりでした。彼のようなちっぽけな人間はいませんでした。麻生さんが苦渋の選択をせざを得ない事が分かっていながら、あのような事をする人間を『筑後人』は信頼しません」
「やむを得なかったんでしょうね。社長を辞めさせると中川議員らが反発してもっととんでもないことになるかもしれないし」
「政治は正義をふりかざす世界ではありません。鳩山邦夫氏は、トレードオフという言葉を知らないのでしょう。政治家失格と言うほかありません。政界引退して、蝶の採集でもしながら余生を過ごしてください」
「ある意味『正義』を連呼する人ほど、怪しい物はないかも知れません。
自分の後ろめたさを隠す為に大声で正義を唱えているのかも知れません」
「正義という曖昧で独善的な言葉の前に、事実と言うものが軽視されているように思います」
「私はお兄さんの方の鳩山由起夫氏が「友愛」とか「日本の国土は日本だけのものじゃない」と仰っているのをきいて、山本夏彦氏の『茶の間の正義』という本の題名を思い出していました。耳障りの良いこと、安心安全な場所で正義を語ること、そういうことを山本夏彦氏は『おんなこどもの理論』だと仰り『茶の間の正義』だと名付け、揶揄していらっしゃいました。鳩山兄弟は非常に恵まれた環境に育ち、ご自身も優秀でいらして、安心安全なところで理想を語ることに慣れていらっしゃるのかもしれないですね」
「私はべつに正義が悪いこととは思いません。正義と主張することがあってもいいと思います。ただ、今回の鳩山氏の一連の出来事を見ると、どこに正義があったか不思議です」
「TV報道を観る限りでは『正義』=鳩山氏、『正義を切った』麻生総理=悪この二元論の『印象操作』が行われています。こうやって事象の本質から『巧みに』逸らすのが見事です(失笑)」
「鳩山さんは好きなので、辞任したのは残念」
「日本郵政に対して、総務省が出した改善命令を読みました。『16の問題点』があったと報道されていたのを見て、官僚的作文の匂いを感じ取りました。実際に読んでみると、代替案の検討もなく進めたとか、メモ書きや記録が残っていないとか、地域への説明がなかったとか、ほとんどが後出しでいちゃもんを付けているように思えます。しかも、不正は無かったと言うのだから、これは総務省の妨害行為でしかないということを告白しているようなものです」
「日本郵政と西川社長は、まるでインチキ入札によって不当に安く物件を売り払おうとした犯罪者の如くに言われ、その名誉を著しく損なわれました。ところが、鳩山総務相自身が指示した総務省の調査や評価によって、彼の主張はことごとく否定されました。それだけではなく今回発表された、専門家を集めた第三者検討委員会の評価によっても、また完全に否定されたのです」
「事実に基づく根拠も無く、売却を中止させ再度の査定や調査などで無駄な時間と費用を掛けさせ、赤字の増大を招くという損失を国(国民)に与えた鳩山総務相の責任はどうなるのでしょう?また、同じように事実に基づかずに、日本郵政と西川社長の信用を著しく傷つけた責任は...?通常の社会であれば、損害賠償請求と、名誉毀損によって訴えられるでしょう」
「退任する鳩山氏を大勢の総務省官僚達が拍手で見送り、あたかも悲運の英雄が勇退するかのようなイメージでTVで放映されていた。ニュースでは辞任した鳩山氏を『事実上の更迭』と叫び、麻生氏があたかも残忍な首切り役人であるかのようなセコイ演出も忘れていない。英雄気取りで見送られる鳩山氏を見て、あぁやっぱり官僚におだてられて、民営化の西川氏が悪っていう図式に乗せられたんだなぁと確信した。普段目の敵に言っている官僚のみなさんが、笑顔で全員拍手して花束渡してる図式みれば、一体本当の悪はどっちかって分かると思うのだが...」
「今大河ドラマでブームになっている直江兼次の美談として、上杉家が15万石に減封された時に、誰も一人も首にしなかったと言って語り継いだり、不況だからワークシェアリングだのなんだの言ってるくせに、いざ実際に実例が現れても、二千億が百何十億に売られるから悪だとかアホ丸出しの幼稚な損得勘定。全体を総合的に考えなさいよ...。かんぽの宿の従業員だとかそのまま残して一括買取とか誰がしてくれるんだ?こうしてる間にもどんどん赤字は増えてて、鳩山氏の言う国民の財産ってただの借金なんだけどどうするの...?」
「前々からもう世論調査というシステムが破綻してると思っていました。世論調査に一喜一憂するようではまともな政治が出来ないでしょう。特にTVのコメンテーターそのものの意見を視聴者がコピーしてるのが怖いです」
「何よりもマスコミ達こそが一番官僚に近い生き物だという事ですよね。官僚が省益に走るようにマスコミも結局局益、しいては自分の栄達しか頭に無いから、放送法等甘い物言いの政党を美化してしまう。マスコミなんて選挙を経てない本当の世襲だらけの社会が大きな顔をしないで欲しいです」
「この期に及んで自民党に残るのだそうだ。情けない人だ、あそこまで啖呵を切っておきながら。西郷隆盛とまで言うなら貴方を慕う『人達』を率いて、『西南の役』でも起こしたらいかがでしょうか。自分のやっている事が正しく、国民の為だというならば、そこまでやるべきでしょうに。それもやらずに放言を続けるこの人は私から見ればただの卑怯者に過ぎない。しかしそんな人を74%もの人が支持している。やはり世の中大きな声で騒ぐ者が勝ちなのか。西川社長、麻生総理らの沈黙は日本人には認められないのだな。情けない事だ」
「麻生首相には指導力もなければ主義主張もない即刻辞めるべき」
「アンチ改革派の特徴。1.統計数字を使わない。元ネタは『ひ・み・つ♪』。2.使っても因果関係への分析がない。調べるとそもそも因果関係がない。3.『~は当然』『~でなければならない』が多く、『何故』の説明がない。4.時系列がまったく混乱している。結果と原因が逆になっている。5.陰謀説がお好き。6.コメントで突っ込んだ時に削除する人は『正義の人』に違いない」
「鳩山支持者が多いのは、そりゃテレビバラエティというしか無いようなくだらないニュース解説が流布しているからでしょう。私はテレビをほとんど見ないので、そういう情報には疎いのですが」
「今回のメディアの報道には疑問を持っています。問題となっているかんぽの宿の資産評価や郵政民営化法の仕組みは結構難しいんですよね。そういった中で、公認会計士や行政法の専門家による解説がどの程度あったでしょうか。多くは政治評論家や新聞の解説委員(テレビに至っては元プロスポーツ選手なんか)によるものです」
「もしあれだけの書類を精査した結果根拠があるのなら示すべきなのですが、その後なにも音沙汰がありません。一人の民間人である西川氏とそのご親族はいまどのような気持ちをもっておられるでしょうか。根拠のないことで社会的制裁の渦中に投げ込まれた彼ら彼女たちが気の毒でなりません。麻生首相とていくら盟友でも今回ばかりは庇いきれなかったのではないでしょうか。一国の首相として、人間としてやってはいけないことを世論に流されることなくされなかったのは尊敬すべきことです。ただ今回の件、誰か後ろで糸を操っている方がいらっしゃるのではないでしょうか」
「日本郵政の『不動産売却等に関する第三者検討委員会』の報告書を読みました。いわゆる『かんぽの宿問題』について、詳細な報告がなされています。結論として、間違った行動と言えるものは何一つないけれども、いちゃもんをつける余地があったということ、国民に不信を与えないための配慮が不足していた、というような報告書でした。(何だ、不正義なんて一つも無いじゃん!)」
「マスコミの勉強不足を痛感した問題でした。誰が何を発言したかも大事ですが、その発言内容が妥当なのか理解した上で報道しているのかと疑問を感じずには居られませんでした」
「鳩山弟氏は、大局が見えていない政治家に見えますね。まして正義を振り回す言動は全く単なるアジテーターのようですね。今必要なのは、郵政ではJPをJRのように優良なサービス機関にすることです。そして、機能的な必要最小限の小さな政府を目指すことです。鳩山弟氏は、大きくは日本の国の構造転換に棹さし、小さくは麻生内閣の足を引っ張った政治家ということです」
「兄弟で友愛と正義を競い合うような衆院選は勘弁してほしいと心からそう思います。まあ、そうはならないだろうとは思うのですが...」
「鳩山問題いや西川問題は辞任すればいいと言う問題ではないんです。経営者的に言えば、赤字を垂れ流す事業の売却は一刻も早くというのは常識であり、金融危機の時は、何百億円という債権を、数円で売ったという事例はいくらでもあります。それをストックで見るのはやはり違っています。じゃあ、こうやって経営常識とは違う視点でこの問題を取り上げて、得をするのは誰か?要はこれがこの問題の本質だということです」
アンケートの結果は「鳩山氏の辞任は当然」を選んだ方が約9割に達し、「西川氏の再任こそ阻むべき」を大きく上回りました。
新聞各紙の世論調査などとは対照的な結果となり、鳩山氏の大臣や政治家としての資質を問う意見が多く寄せられました。
アンケートに際して、多くの方々から貴重な意見を寄せていただきました。意見の一部しか掲載できなかったことをお詫びするとともに、アンケートの参加にお礼を申し上げます。
「365アンケート」は、6月22日からの1週間、「あなたは知ってますか、すすきの祭り」をテーマに実施しています。ぜひ、ご参加ください。
※このWebアンケートは統計手法に基づくものではありません。そのため、集計結果が必ずしも世論を反映した内容になるとは限りません。
現在実施中のアンケート
http://www.hokkaido-365.com/news/2009/06/post-169.html
アンケート投票画面
https://www.crossmedia-hd.co.jp/cgi-bin/hokkaido-365/enquete/form.cgi


