道内を活動拠点とする旗揚げ5周年「北都プロレス」が、6月28日、札幌市西区の「ターミナルプラザ ことにパトス」で旗揚げ5周年の記念興行を実施する。
北都プロレスは、道内の他団体でレフェリーを務めていたクレイン中條さん(59)が、老若男女や馴染みのない人でも楽しめるプロレスを披露したいとの思いで2004年に設立した。
レフェリーを務めるクレインさんのほか、レスラー2人、リングアナウンサー2人の小所帯ながら、誰もが楽しめるプロレスを目指す北都プロレスのスタイルに賛同した他団体のプロ選手も毎回参戦。
会場は小規模だが、その分、トレーニングを積んだレスラーによるダイナミックな技の応酬を眼前で観戦できる。素人も楽しめる大げさなアクションやレフェリーのダジャレ、リング脇の観客を巻き込む余興も随所に織り込まれ、本格プロレスの迫力を和やかな雰囲気で楽しめるとあって徐々に興行依頼も増加しているという。
これまで、病院の駐車場や温泉施設、神社の境内など地域の祭り会場、自動車ディーラーのショールーム、結婚式場など、望まれればあらゆる場所に出向いて自らリングを設営、普段、生のプロレスに触れる機会のない一般市民にプロレスの迫力と楽しさを提供しようと、年間30試合のペースで道内各地を飛び回ってきた。
また、試合前には必ず、地域の福祉施設を慰問、ゴング前にも会場に集まった子供とレスラーがリング上で触れ合う機会や観客にチャリティ募金を呼びかけるなど、興行地域との積極的な関わりも重視しているのが大きな特徴だ。
団体代表のクレインさんは、「旗揚げからあっという間の5年間だった。これからも観客の喜ぶ顔が見られる限り、いつまでも道内各地で興行を続けたい」と、間もなく迎える還暦後も現役続行を望んでいる。
旗揚げ5周年記念札幌大会は午後1時のゴング。その後、上砂川町(29日午後7時ゴング)や恵庭市(7月1日午後6時半ゴング)、月形町(7月2日午後6時半ゴング)でも試合開催を予定している。
写真・「観客の楽しむ顔が生きがい」と語るクレイン中條さん


