地下鉄東西線で痴漢防止の「女性と子どもの安心車両」が運行

平日の始発から午前9時まで7両編成の中央車両に設置。

 

運行初日ながら、多くの女性が利用

写真・運行初日ながら、多くの女性が利用

 

 札幌市交通局は、13日から地下鉄東西線で「女性と子どもの安心車両」の運転を始めた。

 安心車両は、痴漢防止が目的。昨年12月の南北線導入以来、2路線目。平日の始発から午前9時まで運行し、7両編成の4両目に設置される。乗車は女性と小学生までの子供、障害者とその介護者に限られているが、あくまでも男性は協力を依頼するものであり、安心車両に乗った男性を乗務員が直接注意することはない。

 札幌市交通局は、「昨年度に交通局で通報を受けた痴漢を含む迷惑行為は15件。そのうち昨年12月から今年の3月末までのものは2件。今のところ、(南北線の安心車両の導入は)おおむね順調と判断している。これまで1カ月ほど(東西線の運行開始の)告知を行ってきたが、周知にはまだ1、2週間はかかると見ている。一部の利用者からは『男女差別だ』『男性専用車両を導入すべき』との意見が寄せられているが、男性客の協力を受けて運行しているため、理解を求めている」と話している。

 現在、4両編成の東豊線は、安心車両の運行によって各車両の混雑率が不均衡となることが予想されるため、導入計画はない。(文、写真・久保)

 

 

安心車両の乗り場の説明や男性客に協力を求める係員

写真・安心車両の乗り場の説明や男性客に協力を求める係員

 

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