光ファイバの契約は昨年度、11万件増。
道は17日、ブロードバンドの道内における整備状況を示す「北海道のブロードバンドの現状について」と、「2010年度へ向けたブロードバンド整備の目標【工程表Ver3.0】(北海道)」を発表した。
2006年1月にIT戦略本部(現本部長・麻生太郎首相)が策定した「IT新改革戦略」は、10年度までにブロードバンド未整備地域をゼロにする目標を掲げている。道はこの戦略推進を目的に、道は毎年整備状況をまとめている。
道内の整備状況を調査する対象は、FTTH(光ファイバ)やADSL、FWA(無線)、3.5世代携帯電話の4種。
道内の08年度末のブロードバンド普及率は、257万8000世帯。世帯カバー率は前年度比2.4ポイント増の98.4%。
ブロードバンドのうち、道内のFTTH、DSL、CATV、FWAの契約数は111万6000。FFTHは調査開始の05年度以来、増加を続け、08年度の契約は最も多い56万8000だった。一方、06年度から減少傾向にあるDSLの契約は前年度から4万4000件減少して46万7000だった。道内のブロードバンド普及率は全国平均の58.0%を大きく下回る42.6%だった。
道総合政策部科学IT振興局情報政策課は、道内のブロードバンドの利用について、「DSL利用者が、より高速で大容量の通信ができるFTTHに契約を変更する傾向が出ている。全国平均と比較して普及率が低い点は、高齢者などサービスを必要としていない人が道内には多いのが一因と推測している」と話す。(文・久保)

