陸上自衛隊は、23日午前8時から札幌市内を流れる豊平川(幌平橋下流約600メートル)で橋梁架設訓練をスタートさせた。
橋梁架設は、「豊平川リバーフェスティバル実行委員会」の要請を受け、1998年から部隊訓練として実施しており、大規模災害によって橋が損壊した場合の交通路を確保するためのもの。23日は第11旅団第11施設中隊と第7師団第7施設大隊の36人が参加した。
豊平川に架設する橋梁は、トラックの上に二つ折りにした導板と架橋装置を搭載した81式自走架柱橋を10台使って完成させる。
訓練は油圧によって車上で動く導板を後方へ水平に繰り出し、全長約10メートルの橋を架設する。架橋には橋げたの役割を果たす架柱が付いており、豊平川の左岸から右岸まで10個を連結させて、午後5時30分に"100メートルの橋"を完成させる予定。
"100メートルの橋"は、26日に開かれる「豊平川リバーフェスティバル2009」で来場者が横断できる。昨年は6784人が橋を渡った。明日以降はベニヤによる床板設置や防護柵を設置、27日に橋の撤収作業を行う。(文、写真・東)
写真・全幅3.75メートルの架橋は、38トンの74式戦車も走行できる
写真・豊平川左岸に集まった陸自の車両
写真・81式自走架柱橋


