9月末に閉店する西武百貨店札幌店(中央区北4条西3丁目)の土地と建物が売却される方向で進んでいる。
セブン&アイ・ホールディングスは5月、傘下のミレニアムリテイリングが運営する西武百貨店札幌店の閉店を決めた。札幌店は、急激な市況の変化や景気の後退による個人消費の低迷から売り上げが落ち込み、2004年以降は赤字が続いている。昨年の売り上げは、10年前の半分以下となる124億7000万円に低迷。今後も営業を続ければ赤字の増大を強いられるため、9月30日で営業を終了する。
札幌店の売却について、ミレニアムリテイリング経営企画部は「閉店後の土地や建物については、現時点で何も決まってないので、答えられない」と話す。
一方、関係者は「時期は不明だが、高島屋、PARCO、ヤマダ電機が札幌店の土地と建物の取得を検討している」と語る。
高島屋は、今年1月に民事再生法を申請した丸井今井再建のスポンサーに名乗りを上げたが、スポンサーには同じく支援を表明した三越伊勢丹ホールディングスが選定された。高島屋が西武札幌店の土地と建物を取得すれば道内初進出となる。(文、写真・糸田)


