負債は約16億円。
東京商工リサーチ北海道支社は、「ノグチ」(本社・札幌、野口英志社長)が31日、札幌地裁に民事再生手続開始を申し立てたことを明らかにした。負債額は約16億万円(08年9月期時点)。申立代理人は末長宏章弁護士。
同社は1987年3月、野口組鉄工所の関連会社として設立された大規模建築物の鉄骨加工業者。
野口組鉄工所が2004年に経営難に陥ったため、資産や一部の債権・債務を引き継いで事業を継承した。首都圏を中心にゼネコンが手掛ける大型工事を受注、06年4月に道外大手の鋼材卸業者と業務提携し、近年は90%超を道外工事で占めた。
08年9月期の売上高はピークの41億3194万円を計上したが、利幅の薄い工事による赤字が続き、事業継承の際に生じた7億円超の債務も重荷となっていた。リーマンショックの影響から予定していた工事の延期やキャンセルが発生、資金繰りが悪化し、今回の事態に陥った。(文・東)
東京商工リサーチ
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