「キャリア教育コーディネーター育成講座」 来月10日から札幌エルプラザで開講

主体的に進路を決定する能力を学ぶ。

 

 

 経済産業省北海道経済産業局などが主催する「キャリア教育コーディネーター育成講座」が9月10日から札幌市北区の札幌エルプラザで始まる。

 開講に先立つシンポジウムが、8月19日午後7時から同プラザで開催され、東京都で先駆的な取り組みを行うNPO法人スクール・アドバイス・ネットワークの生重幸恵理事長が、キャリア教育の実践事例や今後の展望・課題について報告する。育成講座の受講は、シンポジウムの参加が必須。

 若者の早期離職やニート、フリーターの増加が深刻化する中、早い段階から地域の産業や仕事に関心を持たせ、主体的に職業を選択する能力を育む「キャリア教育」が注目されている。

 同局は2005年度から07年度まで「地域自立・民間活用型キャリア教育プロジェクト」を実施。NPO法人北海道職人義塾大学校(小樽市)とキャリアバンク(札幌市)が共同で児童生徒の職人体験やインターンシップなどを手がけてきた。同プロジェクトの中で、キャリア教育を効果的に広めるために学校と企業、地域間のネットワークを構築し、体系的かつ効果的なプログラムを作成するコーディネーターが大きな役割を果たした。

 このため、同局は昨年度からキャリア教育を担う人材を育成するための新規事業、「キャリア教育民間コーディネーター育成・評価システム開発事業」をスタート。北海道職人義塾大学校とキャリアバンクが共同提案する「キャリア教育コーディネーター育成プロジェクト」を採択し、キャリア教育コーディネーターに必要な知識やノウハウを備えた人材育成を行ってきた。

 今年度の育成講座は、9月10、17、19、24日、10月5、8、10、22、29日の9回。キャリア教育総論、コーディネーターの意義と役割、キャリア教育と地域資源、プログラムの開発、推進などを学んだ後、ワークショップ型研修や学校現場での授業体験(11月~来年2月頃)を行う。定員15人。シンポジウムの会場で申し込み用紙を配布する。

 シンポジウムは定員100人。今月17日までの事前申し込みが必要。いずれも受講は無料。詳細、申し込みは北海道職人義塾大学校(電話0134-23-7205)へ。(文・武智)

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