第45回衆院選が18日、公示され、30日の投票日に向け12日間の選挙戦が火ぶたを切った。
今回の選挙は「政権選択」が最大の焦点。前回の「郵政選挙」で3分の2を超える議席を獲得した自民、公明の両党が過半数(241議席)を確保できるか、追い風が吹く民主党が政権奪取するかに注目が集まっている。
立候補の受け付けは18日午前8時30分から全国で一斉に始まり、道内では午後3時現在、小選挙区に42人、比例(単独)に19人の計61人が届け出た。
各候補は選対事務所で出陣式を済ませ、それぞれの選挙区内で第一声を上げた。
北海道1区で10期目の当選を目指す民主・横路孝弘氏は午前9時、札幌市中央区でマイクを握り、小泉政権が行った郵政民営化や社会保障制度について徹底的に批判し、「全力を投入してひとりでも多くの人に政策を訴え、政権交代の意味と意義を伝えていきたい」と力強く抱負を語ると、聴衆から大きな拍手が沸いた。
同時刻、自民・町村信孝氏(北海道5区)も選対事務所前で「自民党はこの不況を乗り切るため思い切った景気対策に取り組み、現在、少しずつ光が見えてきた。こうした景気対策をどの党がしっかりやれるのかを選挙で訴えていきたい。野党が政権を取れば、米国とFTAを締結して道内の農業が壊滅する、新幹線もやめる、公共事業も減らしてしまう、これでは北海道の未来はない。自民党は内部のゴタゴタで皆さんに心配をかけた。私も反省しなければならない。今回は非常に厳しい選挙であり、全力で頑張りたい」と支援を呼び掛けた。
また、比例代表北海道ブロックで4人を擁立した新党大地は、午後1時30分から札幌市中心部で第一声。鈴木宗男代表は「今回の選挙はただ一点、政権交代です。強いものが善、弱いものが悪だと決めつけた小泉政権のもと、郵政を民営化をして何のプラスがありましたか。政権交代すれば、心の通っていない後期高齢者医療制度、障害者自立支援法を絶対にやめさせます。新党大地は心の通った弱い者のための政党です。政権交代の実現するために小選挙区は民主党、比例は新党大地に力を貸してください」と気炎を上げた。(文、写真・取材班)
写真・支援を訴える候補者
写真・候補者の第一声に耳を傾ける聴衆


