5月20日の申請期間スタート直後は、膨大な書類の確認作業に忙殺されたものの、最近の給付件数は頭打ち。
定額給付金対策室によると、札幌市は95万件の申請書類は郵送した。すでに市が審査を終えたのは86万7000件。このうち、給付済みは86万3000件(8月14日現在)。
いまだに給付金の申請書類を提出していないのは8万3000件、10億円以上にのぼる。
市が郵送した申請書類が、宛先に届かず戻ってきたは1万4000件。内訳は転居などで宛先に居住していないことが判明したものが7000件、「不在票」を入れても連絡がなく保管期間を経過して返送されたケースが7000件。
6月上旬の段階で保管期間を経過して返送されたのは2万件。市はこの2万件分を2度送り直し、1万3000件分が世帯主に届いた。
定額給付金対策室担当者は、「今後は、給付申請を促すはがきを郵送することなどを検討中。定額給付金の目的は、地域経済対策と住民の生活支援。できれば給付を受けて、地元で使ってほしい」と話す。
市に寄せられる問い合わせはピーク時に1日7000件に達したが、8月以降は100件から200件程度に減少した。当初40人を配した定額給付金に関する問い合わせ対応の職員は現在6人。申請処理に携わる職員も、120人から10人に減った。
定額給付金の申請期限は、11月20日(消印)まで。それ以降は受給辞退とみなされ、国庫に返還される。(文・写真、久保)
写真・転居先不明などで返送された申請書類の簡易書留
写真・ピーク時には40を超える回線を設けた問い合わせセンター。現在は4回線


