30日投開票の衆院選で、民主党は300議席以上を獲得し、結党以来の悲願である「政権交代」を実現させた。道内12小選挙区では、11勝1敗と自民党に圧勝。比例代表北海道ブロック(定員8)でも、130万票を超え4議席を確保した。
各党の比例道ブロックの議席数は、民主4、自民2、新党大地1、公明1。
民主と選挙協力を結び、「小選挙区は民主、比例は大地」を合言葉に全道で支持を訴えた新党大地は、比例道ブロックに代表の鈴木宗男のほか、元郵政相の八代英太などを擁立し、2議席確保を目指した。しかし、追い風を受ける民主に票が流れる格好となり、議席は1議席の獲得にとどまった。
2議席に届かなかったことを受けて鈴木は、「八代先生には、私の力不足で結果を出せず申し訳なく思っている。ただ、政権交代という大きな夢は実現できた。道内12選挙区中、11選挙区で民主党の勝利、特に自民党王国と言われるビッグ3の選挙区で勝ったことからも、(新党大地は)選挙協力を十分果たしたと考えている。(与党に)完勝できたのは、道民の賢明な判断のおかげ、皆さんの見識に感謝したい。選挙協力をして、今度は与党側として発言、発信できるので、その立場に立って道民のためにやっていきたい。結果としては2議席を取れなかったが、私は選挙戦は勝った、たまたま勝負の1つに負けてしまったという思いだ。新党大地に貴重な票を入れてくれた皆さんに感謝したい」と語った。
当選が叶わなかった八代は、「4年ぶりにチャレンジの機会を与えてくれた鈴木代表に感謝したい。(選挙戦では)広い北海道を車いすで走り抜けた。稚内から函館、あるいは釧路から余市に至るまで東西南北を走りながら、いたるところで鈴木宗男ありというのを感じた。願わくばあと1議席というのは、次の機会に大きく膨らむプロローグであると感じた。これからも鈴木代表を支えるために頑張りたい」と笑顔で語った。
新党大地は比例で70万票の獲得を目指したが、結果は約43万票にとどまった。(文中敬称略 文、写真・糸田)

