昨年度からエリア内4小学校の統合を検討してきた「もみじ台地域小規模校検討委員会」は、今月中に統廃合の意見書を札幌市教育委員会に提出する。
2007年度に「札幌市立小中学校の学校規模の適正化に関する基本方針」を策定した市教委は、児童数の減少が著しい「もみじ台」を統廃合の検討が必要な地域に選定した。
もみじ台小、みずほ小、もみじ台南小、もみじ台西小の4校は、ピークの1982年度に4274人の児童が在籍していたが、今年度は1079人に激減している。
学校の小規模化が進む4校では、1学年1学級のケースが増え、卒業時までクラス替えができない事態が生じている。中でもみずほ小は6学級、児童191人で最も小さい。4校とも児童は今後さらに減るとみられており、運動会での種目の制約や人間関係の固定化など、さまざまな問題が懸念されている。
こうした事情を踏まえ、校長やPTAの代表などをメンバーとする検討委は、これまで会合を重ね、統合再編計画案、通学区域変更案などを協議してきた。
検討委は6月24日、通学区域を東部と西部に分ける「東西パターン」とし、統合後に使用する校舎をみずほ小、もみじ台西小の2校にすることで合意した。9月9日に開く次回の検討委で、意見書を精査してまとめる予定。
意見書提出後、市教委は内容を踏まえて統廃合の最終決定する。
4校の統合は、早ければ11年度に実施する予定。
市教委の泉善行配置計画担当課長は「検討委が9月に意見書を提出するのは、11年度に予定する統廃合までに、学校設置条例の改正や施設改修費などの予算計上、学校の改修などが必要となるため。今後、市教委は地域に説明を行い、その後、検討委は校名の決定方法などを協議する」と説明する。(文・東)

