7月下旬から全面通行止めとなっていた道道小樽定山渓線の交通規制が19日午前7時に一部解除され、紅葉の名所「定山渓ダム」の展望台まで通行が可能となった。
通行止めは、小樽定山渓線の「四ツ峰トンネル」(1985年竣工、1487メートル)内壁面に、段ずれを伴う長さ5メートルのひび割れが発見されたため。道路を管理する札幌市南区土木部は、ひび割れを発見した7月29日からトンネル調査のため、朝日橋ゲート(定山渓側)から朝里ダム記念館までの約27.6キロを全面通行止めにした。
小樽定山渓線は、南区定山渓の温泉街から小樽市中心部までを約1時間で結ぶ最短ルート。通行止めだった区間には定山渓ダムとさっぽろ湖を一望できる展望台があり、紅葉シーズンには定山渓温泉街の宿泊客など多くの観光客が紅葉狩りに訪れる。
通行止めに対し、周辺の観光地からは「シルバーウィークからの紅葉シーズンは、年間で最も客入りの良い時期。できるだけ早く展望台までの道路を規制解除してほしい」(定山渓観光協会)などの要望が上がっていた。
南区土木部は当初、同区間の通行止めを9月末までとしていたが、朝日橋ゲートから四ツ峰トンネルまでの区間にある5つのトンネルの安全点検で異常がないことがわかったため、紅葉観光に配慮し、四ツ峰トンネルから約800メートル手前までの通行止めを解除した。
定山渓ダムの展望台は、朝日橋ゲートから四ツ峰トンネルまでの区間に4カ所設けられている。今回の規制解除で定山渓側から3つ目の展望台までが通行できるようになった。また、朝里ダム記念館から札幌国際スキー場入口までの区間も同日、通行止めが解除された。(文・糸田)
トンネルひび割れ「小樽ー定山渓」間が寸断 復旧めど立たず、観光に打撃 前編
http://www.hokkaido-365.com/feature/2009/09/post-331.html
トンネルひび割れ「小樽ー定山渓」間が寸断 復旧めど立たず、観光に打撃 後編
http://www.hokkaido-365.com/feature/2009/09/post-333.html


