札幌市が減量を目的に家庭ごみの有料化に踏み切ってから3カ月が経過した。従来は7種類だった分別に7月1日から「雑がみ」と「枝・葉・草」が加わり、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」は有料となった。
市が今年7月1日から9月29日までに収集した家庭ごみの総量は、9万4294トン。前年同期の12万917トンと比べて22%の減量。
「燃やせるごみ」は、前年同期比38%減の5万8000トン。「燃やせないごみ」は、同72%減の3000トンだった。
「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」の排出時に使う有料の指定袋は、ほぼ100%使用された。全ての家庭ごみの中で、曜日・分別違いなど不適切な排出は、7月が全体の8.8%を占めたが、8月は8.7%、9月は7.1%に微減している。
「燃やせないごみ」は、新ルールの適用を機にほとんどの地域で収集日が変更となったこともあり、7月は不適切排出が31.4%にのぼったが、8月は25.8%、9月は17.5%と減少している。
札幌市環境事業部企画課は、ごみが減った理由を「(雑がみや枝・葉・草などの)リサイクルを増やしたことや有料化による経済的動機づけ、市民から分別の協力が得られたためだと考えている」と見ている。(文・久保)


