8月24日から道内各海域で順次解禁された秋サケの定置網漁は、漁獲量が順調に推移している。
北海道連合海区漁業調整委員会がまとめた「秋さけ漁獲速報」によると、10月10日までの漁獲量は前年同期比35.2%増の2959万尾。漁獲金額は同19.8%の363億6100万円。
秋サケ漁は2003年~07年までは5000万尾規模の豊漁が続いたが、昨シーズンは4年魚の来遊が激減し、漁獲量は00年以来の3000万尾台(約3653万尾)に低迷した。
前年に来遊したサケのうろこから年齢組成を割り出して来遊量を予測する道立水産孵化場は、昨年来遊した4年魚が過去20年間で最低水準だったため、今年の来遊量を約2500万尾としていた。
ところが、12月まで続くサケの定置網量は漁期半ばにして、すでに予測量を大きく上回っている。
道立水産孵化場は「漁期が途中であるため、来遊量が予測より多い理由は調査していない。終漁後、関係機関と年齢組成などを調べ理由を分析する」と話す。
1尾当たりの平均単価は1350円で、前年同期に比べて158円安。(文・東)

