北海道立近代美術館(札幌市中央区北1条西17丁目)は、28日から来月29日まで、「ジョルジュ・ルオー展」を開催する。
20世紀を代表するフランスの芸術家、ジョルジュ・ルオー。道立近代美術館では、彼の作品のうち、出光美術館(東京都千代田区)所蔵の油彩、水彩、版画など約170点を展示する。
ルオーの作品は、黒々とした力強い描線と鮮烈な色彩が特徴で、「作品内部から輝き出すような光が宿り、時代や国を越えて、いまなお人々の心を照らし続けている」と評される。宗教的モチーフのほか、道化師や娼婦、家族なども人間味あふれるまなざしで描いている。
代表作品は、鮮やかな色彩と厚塗りによる豊かな絵肌の油彩画「受難(パッション)」。版画集「ミセレーレ」(全58点)は、出光美術館所蔵の30点が展示される。
観覧料は、大人1200円、大学・高校生700円、小中学生500円。作品展は午前9時30分~午後5時。(文・久保)
敬虔なカトリック教徒だったジョルジュ・ルオー(写真提供:北海道立近代美術館)

