「日本化学飼料」(函館)が特別清算

負債総額は約27億1400万円。

 

 東京商工リサーチ北海道支社は、「日本化学飼料」(本社・函館、橋本昭夫代表清算人)が、2日に函館地裁から特別清算開始を受けたことを明らかにした。

 負債総額は約27億1400万円。

 同社は1955年7月に「ライオン油脂」(現・ライオン)北海道工場の設備・営業基盤を引き継いで設立された企業。油脂や各種飼料の製造・販売が主体。ピークの85年6月期は売上高が約301億円となり、地元有力企業として安定した業績が続いた。

 しかし、その後は市況の低迷や競争激化から業績が悪化、一部債権が整理回収機構に移行した。同社は整理回収機構の指導下、金融機関に対する債権放棄要請と同時にスポンサーを探した。昨年9月、日本水産がスポンサーに名乗りをあげ、同社が出資する「北海道ファインケミカル」に事業譲渡した。

 「日本化学飼料」は今年8月の株主総会で解散を決議、会社清算に向けた手続きを進めていた。(文・東)


東京商工リサーチ
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