"環境配慮型"のオール電化マンション 11年3月、札幌市北区に誕生

CO2排出量と電気料金を半減する「エコキュート」と「寒冷地向けエアコン」を完備。

 

エコキュート

空気中の熱エネルギーを取り込んで湯を沸かすヒートポンプ
システムを利用した「エコキュート」(写真提供:北海道電力)

 

 給湯や暖房、調理など家の中の全ての熱源ーを電気で賄う「オール電化住宅」は、エコで経済的な住まいとして、道内でも利用が増加している。北海道電力によると、道内の新築住宅に占めるオール電化の比率は5割程度。今年10月末現在の道内オール電化住宅は約14万戸に上る。

 こうした中、従来の電気ヒーター式の温水器や暖房器に比べ、CO2排出量と電気料金を半減させることができるヒートポンプ機器を採用した"環境配慮型"のオール電化マンションが、札幌市北区に建設される。

 事業主は「じょうてつ」(本社・札幌市白石区)。鉄筋コンクリート10階建て(一部4階)、43戸。IHキックングヒーターやパネルヒーターのほか、給湯にはヒートポンプシステムを使用した「エコキュート」、暖冷房には「寒冷地向けエアコン」を完備。給湯と暖冷房の両方にヒートポンプ機器を採用したマンションとしては道内初。建設予定地は北区北29条西4丁目。来月着工し、11年3月に竣工予定。

 「エコキュート」は、空気中のCO2から熱エネルギーを取り込むため、外気温がマイナス25度まで低下する地域では設置できない場合があったが、近年は性能が向上し、現在は道内ほぼ全域で設置できる。道内には今年10月末現在で約2000台が導入されている。(文・糸田)

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