麻生政権の経済対策の一つとして実施された定額給付金。申請の受付開始が5月20日と全国で最も遅かった札幌市は、11月20日に申請期間の締め切りを迎えた。
市の定額給付金対策室によると、給付対象世帯95万件のうち、11月19日までに申請したのは92万4000件。この分の給付総額は279億7000万円。一方、未申請は2万6000件で、約3億6000万円に上る。
今週に入って1日の申請は2000件に倍増。最終日の申請件数も同程度とすると、未申請分は3億3000万円になる。
未申請世帯のうち、申請書類が宛先に届かず市に戻ってきたものは1万件。そのうち、転居先が分からず、申請書類が戻ってきたものが5000件。「不在票」を入れても連絡がなく、保管期間を過ぎて市に返送されたケースは5000件。1万件のうち、20歳代と30歳代の独身世帯が6割以上を占めている。
定額給付金の申請は、郵送の場合、20日の消印まで有効なため、未申請の件数は数千件減る可能性がある。申請期間に間に合わなかった場合は、「受給辞退」とみなされ、給付金は全額国庫に返還される。(文・久保)

