選挙目当てのPR? 高橋はるみ知事の「おさかなチェンジ」CM出演に共産党道議が批判

道漁連は「知事が北海道の一次産業を応援することに何の不思議もないはず」と困惑。

 

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道産水産物の消費拡大を訴える「道産宣言!"おさかなチェン
ジ"」キャンペーンのポスター(北海道おさかな普及協議会提供)

 

 高橋はるみ北海道知事が出演するテレビCMを巡り、8日に開かれた道議会予算特別委員会で、共産党の花岡ユリ子議員が「選挙目当てのPR」ではないかと知事をただす場面があった。

 高橋知事は、関係団体からCMの出演依頼を受けたことなどを説明した。

 高橋知事はまだ3選出馬を表明していないが、2期目の任期満了に伴う知事選は2011年4月に実施される。

 道議会は高橋氏が知事選で推薦を受けた自民党が最大与党となっているが、鳩山政権とは"ねじれ現象"が生じており、次期知事選では高橋氏の3選を危ぶむ声も囁かれている。

 問題となったのは、道漁連などの水産関係団体で構成する「北海道おさかな普及協議会」が実施している「道産宣言!おさかなチェンジ」キャンペーンのCM。道産水産物の消費拡大を訴える内容で、先月21日から道内で放映されている。キャンペーンでは、来年1月17日までの約2カ月間で400本以上のテレビCMを放映するほか、高橋知事が登場するポスターを札幌市営地下鉄の各駅などに掲出している。

 キャンペーンについて、高橋知事は先月20日の定例記者会見で次のように述べている。

 「恥ずかしかったんですが、CMに出てしまいました。『米チェン』『麦チェン』『酒チェン』といろいろ米チェンの二匹目のドジョウ、三匹目のドジョウを狙った取り組みがあるわけでありますが、『おさかなチェンジ』ということで秋鮭、ホタテ、昆布などの道産水産物の道内消費拡大に向けて、効果が出ることを心から期待をいたしているところでございます」(北海道HP知事定例記者会見記録から抜粋)

 道水産経営課は「CM出演料はなく、あくまで水産関係団体の要請を受けて出演したもの」と説明。

 高橋知事のCM出演が「選挙目当て」と批判を受けたことについて、同協議会事務局(道漁連経営企画部)は「道産水産物をもっともっと道内の人に食べてもらうことが目的なので、『米チェン』などのPRで実績のある高橋知事が適任だと考え、出演を依頼した。選挙はまだまだ先のことで、CMの内容もそうした意図はない。北海道知事が北海道の一次産業を応援することに何の不思議もないはず」と困惑している。(文・糸田)

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